天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

ファルージャ・・・

2004年11月15日 22時44分00秒 | 日記
 イラクのファルージャでの、アメリカ軍による、武装派勢力の掃討作戦がほぼ終了したようです。
 1000人近くの武装派勢力を殺害したとのアメリカの発表のようですが、
 果たしてその通りなのかどうか、信じられない気持ちです。

 世界一と言われるアメリカ海兵隊が、最新の装備で空と陸から攻撃を1週間以上攻撃したのですから、
 もっと、多くの犠牲が出ているような気がします。

 今回の攻撃については、アメリカは報道管制を敷いているようで、
 その状況が、余りマスコミに公表されていません。
 僅かに、アメリカ軍の攻撃の状況が映像で流されているだけです。

 先日、ニュースを見ていたら、負傷した武装勢力の兵士が、建物と建物の間の隙間に逃げ込んだと言うシーンがありました。
 それを聞いた海兵隊員は、その隙間にいるらしい人に向かって銃撃し、
 「奴は終わりだ」と言いました。
 英語でどう言ったのかは、分かりませんでしたが、あるいはもっと汚い言葉だったのかも知れません。
 負傷した兵士に投降勧告もせずに、黙って射殺したような感じでした。
 武装勢力側の兵士の姿は、写されていなかったので、
 どのような怪我だったのか、抵抗できる状態だったのかは分かりません。
 しかし、少なくともニュースでは、その兵士からの銃声は聞こえませんでした。

 このシーンを見ただけでも、アメリカ軍の対応状況が分かるような気がしました。
 武装勢力側は、虐殺と言う表現を使っているようですが、当たっていると思います。
 アメリカの報道管制が解ければ、一刻も早くマスコミは現地に入って、アメリカ軍の攻撃内容を報道して欲しいと思います。
 既に、ロイターの記者がファルージャに入り、
 子どもを含めた家族連れが、射殺されたと言う証言を得たとの報道もあります。
 実際にどうだったのかは、知りたいと思います。

 今回の攻撃によって、武装勢力は益々復仇を行いそうな気がします。
 まだ更に多くの血が流されるのでしょうね。
 
コメント
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