■沖縄の写真をもう一枚。これは会場となった万国津梁館。実はIJETの準備と並行してTTRからの最後の「質問」に答えるためにずっと調べ物を続けていた。明らかにこちらの見落としによる年号や人名表記の仕方の間違いも多かった。これは反省すべき点だが、このsloppyさは直らないだろう。(だいたいでいいのだ。)困ったのは、あるマイナーな翻訳者の生没年を書けという要求。普通の大型人名辞典や明治期の人名辞典の復刻版などを見ても出てこない。結局、昭和25年に出た全8巻という藤村作(編)『日本文学大辞典』(新潮社)で「伝記不詳」という記述を見つけて安心というか納得した。さらに翻訳の底本にした英訳本の翻訳者を記せ、というのもあった。これは翻訳の校訂者も版を推定しているだけなので明らかにirrelevantなのだが、仕方がないので調べた。やはり不詳であった。
というわけで、ようやく最終改訂稿を送り返し、いよいよ明日からは立教の授業が始まる。前期は「通訳教育方法論」。ユニークなものにしたいが、どうしても実技の要素がかなり入らざるを得ないのでそうはならないだろう。しかし、様々な方法論の根拠を問うという批判的なスタンスでやってみたい。
というわけで、ようやく最終改訂稿を送り返し、いよいよ明日からは立教の授業が始まる。前期は「通訳教育方法論」。ユニークなものにしたいが、どうしても実技の要素がかなり入らざるを得ないのでそうはならないだろう。しかし、様々な方法論の根拠を問うという批判的なスタンスでやってみたい。