MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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スペイン語の翻訳理論書

2009年02月11日 | 翻訳研究

これはValentin Garcia Yebra (1982) Teoria y Practica de la Taduccion (Editorial Gredos)という本で、MundayのIntroducing Translation Studiesに出てくる。対照言語学的アプローチで翻訳による変化の分類と翻訳手順を説明したVinay and Darbelnetの本に影響されて、いろいろな国で似たような本が出たようだ。これはフランス語とスペイン語のペアを扱っている。大部分が例示による翻訳の「変化」の説明で、理論的な記述はごく少ない(ようだ)。スペイン語なので読む気がしない、というか読めないのだが。全2巻で900ページある。

『招待』3号を編集中。思ったより時間がかかるが、収録予定の論文はそれぞれに面白く、つい読みふけってしまう。B先生へのインタビューあり。