MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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St.Jeromeの新刊など

2007年02月13日 | 翻訳研究

Boase-Beier, Jean (2006) Stylistic Approaches to Translation (Translation Theories Explained), Manchester: St. Jerome.
Cockerill, Hiroko (2006) Style and Narrative in Translation: The Contribution of Futabatei Shimei, Manchester: St. Jerome.
たまたま2冊とも翻訳とStyleがテーマになっている。到着したのでとりあえず挙げておく。CockerillさんはQueensland大学の人。
また後者との関連で、籾内裕子 (2006) 『日本近代文学と『猟人日記』:二葉亭四迷と嵯峨の屋おむろにおける『猟人日記』翻訳の意義を通して』 (水声社)。これは博士論文(早稲田大学)を単行本化したもので、去年の暮れに出版されたようだ。『招待』の論文を書いたときは元になった博士論文の存在は知っていたが、参照できなかったのを先日偶然書店で見つけた。『招待』に書いた論文はいずれ後半を加えて全面的に書き直す予定なので、その際言及したい。Boase-Beierの本も、canonnormは論じていないようだが、それでも内容的には大いに関連がある。