MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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連続講演会のお知らせ

2006年03月06日 | 大学院

立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科の「持続可能な未来へのリサーチワークショップ(異文化コミュニケーション学の構築をめざして)」が、文部科学省の
平成17年度『「魅力ある大学教育」イニシアティブ』(GP)に採択され、その活動の一環として、今年1月より連続公開講演会を開催しています。関心のある多くのみなさまの参加をお待ちしています。第3回目は3月10日(金)に予定されています。
通訳翻訳領域の講演会はまだですが、あの人とかあの人など、超大物を予定しています。刮目して待て。

日 時:2006年3月10日(金) 13:00~16:30(開場:12:30)
会 場:立教大学 池袋キャンパス 11号館地下AB01教室
      東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅東口から徒歩約10分)
      http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/index.html

参加費:無料(申込みも不要です。直接会場へお越しください)

【プログラム】

持続可能な未来への異文化コミュニケーション学:
  講師:鳥飼玖美子氏(本学教授/前日本ユネスコ国内委員会委員) 
基調講演:
  講師:寺西俊一氏
     (一橋大学教授/環境経済学/日本環境会議事務局長)
パネルディスカッション(50音順):
  講師:内山節氏(本学教授/森づくりフォーラム代表理事)
     川嶋直氏(本学教授/財団法人キープ協会常務理事)
     小林光氏(環境省地球環境局長)
     寺西俊一氏(一橋大学教授)
特別講演:小池百合子氏(環境大臣/衆議院議員)
☆コーディネーター:阿部治氏(本学教授/ESD-J代表理事)

◎講師プロフィールにつきましては、次のURLをご参照ください。
 〔http://www.rikkyo.ne.jp/%7Ez3000257/i-c/rw/060310kouenkai.html

主 催:立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科
     〔http://www.rikkyo.ne.jp/grp/grad/i-c/index.html
共 催:立教大学東アジア地域環境問題研究所
    (社)日本環境教育フォーラム (財)キープ協会
・講演会に関するお問い合わせ先:
  立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
  リサーチワークショップ運営機構
  TEL/FAX: 03-3985-4732
  E-mail: irw@grp.rikkyo.ne.jp

■連続公開講演会(第4回)

「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」
講師:細野晴臣氏(作曲家・音楽プロデューサー)
三上敏視氏(作曲家・音楽プロデューサー)

第4回目の今回は、「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」と題しまして、新しい音楽の本性を模索し続けた日本のポップス、ロックの営みを、異文化コミュニケーション論の視点から検討していきます。関心のある多くのみなさまの参加をお待ちしています。

日 時:2006年3月18日(土) 16:00~18:00(開場:15:30)
会 場:立教大学 池袋キャンパス 9号館大教室
      東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅東口から徒歩約10分)
      http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/index.html
参加費:無料
申込み:事前申込みが必要となります!
     次の必要項目にご記入の上、申込みをしてください。
     
     送信先:立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
         リサーチワークショップ運営機構
         E-mail: irw@grp.rikkyo.ne.jp
     
     *お名前(ふりがな)
     *所 属(団体・会社・学校名)
     *連絡先(E-mailもしくはTEL/FAX)

主 催:立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科
     〔http://www.rikkyo.ne.jp/grp/grad/i-c/index.html

・講演会に関するお問い合わせ先(参加申込み先):
  立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
  リサーチワークショップ運営機構
  TEL/FAX: 03-3985-4732
  E-mail: irw@grp.rikkyo.ne.jp

・講演会告知サイト(公式)
  http://www.rikkyo.ne.jp/grp/grad/i-c/rw/060318kouenkai.html

【講演会概要】

日本のポップス史は邦楽による洋楽との葛藤の歴史であり、近代とのせめぎあいであった。このことを日本のポップ・ミュージックが自覚的に理解し、その自覚そのものを音楽の表現として展開した例外的な時期のひとつが1970年代初頭であり、その中心的な担い手が、のち(70年代末)にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成した作曲家、演奏家の細野晴臣氏である。
本講演会では、1960年代後半に異文化としてのロック、ポップスに向き合いながら、新しい音楽の本性を模索し続けた日本のポップス、ロックの営みを、異文化コミュニケーション論の視点から検討する。

細野氏の仕事は、加藤周一の「雑種文化論」に比すべきハイブリディティの思想としてきわめて重要な意義を帯びている。ジャズ、ポップス、ロックはその本性からしてハイブリッド性、クレオール性を帯びているが、細野氏の仕事はそれをつねに意識化した表現として、邦楽対洋楽の二元論を越える試みであり続けている。