多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

冬限定の「季節性うつ」、どう予防する?

2014-11-21 09:38:14 | ダイバーシティ
(以下、東洋経済ONLINEから転載)
========================================
冬限定の「季節性うつ」、どう予防する?
過眠、過食に、意欲の低下……

2014年11月05日

「冬限定の「季節性うつ」、どう予防する? 過眠、過食に、意欲の低下……

「冬になると体重が増える」、「冬は引きこもりがちになってしまう」などに当てはまる方はいらっしゃいませんか?

「季節性感情障害(SAD)」は、ある特定の季節のみ、うつ病に似た症状が出てしまう脳機能障害の一種で、冬は「季節性うつ病」を含む季節性感情障害に苦しむ人がいるのです。

冬季うつ病の具体的な症状とは?

冬季うつ病の症状は大体10月頃から始まります。毎年この時期になるとものすごく眠くなり、人によっては10月から3カ月間は人と会話できない状態になってしまうというケースも。

過眠の他にも、意欲や集中力の低下、社会的引きこもり、過食による体重増加などの症状も同時に表れる場合が多くあります。また、特徴的なのは、炭水化物を含むスナック類を欲しがるようになることです。

主に1日の後半における炭水化物摂取増加が報告されています。

“食べては寝る”の繰り返しなので、これでは肥満への道まっしぐらですよね。本来睡眠にはダイエット効果があることが分かっていますが、冬季うつ病の方の場合、よく寝ていても深い眠りは少ないので、睡眠時間がダイエットの時間にはなっていないのです。

冬季うつ病を解消する答えは「光」にあった!

冬季うつ病になってしまう原因のひとつとして、日照時間の短さが関係しているといわれています。夏から秋になって光を浴びる時間が短くなることで、元気になることを促す脳内ホルモン「セロトニン」の分泌が低下してしまうのです。

そこで治療には、5000~1万ルクスの高照度の光を浴びる「高照度光療法」が有効とされています。高照度の光を朝に30分から2、3時間ほど見続けることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制して体内時計をリセットし、同時にセロトニンの分泌を活性化させることが目的です。

自宅でも手軽にできる解消策としては、朝はなるべく朝日や、明るい照明のもとで朝食を食べたり、身支度をしたりするなどの方法をおすすめします。

冬はウインタースポーツ、クリスマス、お正月など楽しいイベントが目白押しのシーズン。寝てばかりいてはもったいないですよね。元気に楽しく快適に冬をエンジョイすべく、朝に明るい光を取り入れてみてくださいね!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿