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22日に民族衣装のイベント 世界を身近に感じて 茨城・つくば

2009-11-17 09:22:46 | 多文化共生
(以下、産経新聞から転載)
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22日に民族衣装のイベント 世界を身近に感じて 茨城・つくば
2009.11.17 02:10

 世界を身近に感じてもらおうと、日本モロッコ文化交流会は22日、茨城県つくば市西大橋のカスミつくばセンターで、世界の民族衣装のイベント「FeelTheWorld~五感で感じる世界~」を開く。同会日本代表の田中順子さん(34)は「国際都市つくばは外国人は多いが、地元との交流は意外と少ない。多くの人が外国人を身近に感じて交流を広げるきっかけにしてほしい」と準備に追われている。(篠崎理)

 田中さんは5年前、仕事を通じてモロッコ人を夫に持つババアリまゆみさん(32)と知り合った。初めて見るアラビア文字やアラビア文化。アラブ世界に触れたことで、学生時代に外国の友人と身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取った「異文化に触れることへの興味」の感覚を思いだした。

 すぐに会社を辞め、東京にあるサウジアラビアの大学の日本分校に入学。2年間アラビア語を学んだ。その後、ババアリさんと同会を設立。日本とアラブ諸国の学生との交流イベントなどを開いている。

 同会は、日本人が日本にいながらカルチャーショックを受けるようなイベントを計画していたところ、カスミの社会貢献事業「わたしの企画応援します!」を知り、採択された。

 田中さんは「私たちはたまたまモロッコやアラブがきっかけで世界に関心を持ったが、興味を持つ国や対象は人それぞれ」と、今回のイベントはアラブ地域に限定しないことにした。

 メーンのファッションショーは、チュニジアやブルガリア、モンゴル、ロシアなど約10カ国の民族衣装が登場。モデルはつくば在住の外国人が務める。民族音楽とともに自国の衣装を身を付けたモデルの登場に合わせ、その国の文化なども紹介する。

 このほか、ロシア民謡やフラダンス、よさこいソーランなどの踊りを披露。「世界の写真コンテスト」や各国の雑貨などの販売コーナーも設けられる。

 現在、日本語教師としてモロッコに住む同会モロッコ代表のババアリさんは、「日本は国際化や少子高齢化が進み、ますます外国人と接する機会が増えてくる。外国人がもっと身近で温かい存在であると感じられる第一歩を国際都市つくばから踏み出したい」としている。

 問い合わせはカスミ環境社会貢献部(電)029・850・1824。

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