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全国いじめ被害者の会:放置すれば深刻 代表の大沢さん、県教委に対策要望

2011-10-28 10:24:07 | ダイバーシティ
(以下、毎日新聞【山形】から転載)
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全国いじめ被害者の会:放置すれば深刻 代表の大沢さん、県教委に対策要望 /山形

 中学3年の息子をいじめ自殺でなくしたNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市内町)代表の大沢秀明さん(67)と妻園子さん(67)が26日、県教委を訪れ、いじめ被害者の不登校や自殺への対策を求める要望書を提出した。大沢さんは「『いじめられている』と教師に訴えても調べてくれないという相談者が多い。いじめは放置しておくと深刻になる。加害生徒を教室でしかり、謝罪させる教育を徹底してほしい」と訴えた。

 要望書では▽生徒がいじめを訴えてきた時や教師が気がついた時は調べてほしい▽加害生徒をしかれば被害者に限らず生徒たちは安心して訴え、報告するという信頼関係ができる▽教師の『知らなかった』は言い訳で、生徒から信頼されていないから報告や訴えがないのが真実だ--などとしている。

 大沢さんは96年1月、当時中学3年の四男(15)をいじめ自殺でなくした。同級生が教師に「いま、たたかれているから止めに入ってほしい」などと訴えても動いてもらえなかったという。大沢さん夫妻は96年、福岡県などを相手に「教師がいじめをいじめととらえなかったため、いじめが深刻になった」として、安全配慮義務違反の民事訴訟を起こし、勝訴している。【和田明美】

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