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外国人住民と日本人が協働 大泉で災害想定訓練

2012-03-14 11:42:56 | 多文化共生
(以下、東京新聞から転載)
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外国人住民と日本人が協働 大泉で災害想定訓練

2012年3月12日 11時10分

飲食店で大地震に遭ったと想定し、避難やけが人の応急手当てをする訓練=群馬県大泉町で


 外国人と日本人が協力した災害想定訓練が十一日、群馬県大泉町朝日のいずみの杜(もり)であった。震災をきっかけに町内外の日系ブラジル人でつくったボランティアチーム「We are with You」が町と初めて開いた。

 外国人が人口の約15%を占める大泉町は、震災で震度5強を記録した。訓練には日系ブラジル人や日本人ら約二百人が集まった。

 参加者は、飲食店内で大地震に遭ったと想定し、椅子や机が倒れ、食器が散らばった会場で訓練した。けが人や意識不明者、目が不自由な人らがあちこちにいるとの前提で、参加者は助け合って安全な場所まで避難し、けが人に応急手当てや人工呼吸、心臓マッサージなどをした。

 チームの代表で同町のレストランオーナー、マルコ・アントニオ・宮崎さん(47)は「災害では情報を知らずにパニックになるのが一番怖い。国籍を問わず協働することが必要だ」と話した。日系ブラジル人の子どもらによる震災を題材にした寸劇や、ブラジル料理のスープの炊き出しなどもあった。

(中山岳・東京新聞)

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