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太田市:緊急雇用の臨時職員が勤務開始 事務職6人もさらに募集 /群馬

2009-01-28 06:09:16 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【群馬】から転載)
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太田市:緊急雇用の臨時職員が勤務開始 事務職6人もさらに募集 /群馬

 景気後退に伴う非正規従業員の解雇問題などを踏まえて太田市が臨時職員として採用した14人が26日、本格的に勤務を始めた。市は計20人の臨時職員を採用する予定で、さらに事務職6人の募集を呼び掛けている。

 採用した14人中、ブラジル国籍5人、ペルー国籍2人の計7人が外国人。元富士重工業期間工員2人と、元三洋電機派遣従業員1人の日本人3人を加え、計10人で労務職を担当する。事務職4人は日本人が就いた。

 市体育施設維持管理課で働き始めたブラジル国籍の日系3世、アントニオ・モリカワさん(27)は「日本に来て8年。働く場所が見つかり助かった。3カ月で違った仕事を探さないといけない。大変だが頑張ります」と流ちょうな日本語で話し、サッカー場の金網フェンスの修理に精を出した。日本語のやや苦手な同僚のペルシ・ワアビオ・ジュニオさん(28)は「仕事は楽。たくさん働きたい」とペンチに力を込めて針金を結んでいた。

 2人は昨年暮れに失職するまで太田市内の工場で働いていた。残業も含め月給30万円以上を稼いでいたが、市臨時職員は日給6400円。ただ、休む時間も惜しんで昼夜働いた以前の職場に比べ、2人とも「給料は安いが、昼休み時間もあり、仕事は楽しい」と話していた。

 糸井克佳課長補佐は「教えたことはすぐに覚える。明るい性格で、他の職員とも仲良く働いてくれる」と、2人の仕事ぶりを喜んでいた。一方、市人事課は「事務職は外国人には向かない」としており、臨時職員の残り6人の採用枠については、日本人を採用する予定だ。【佐藤貢】

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

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