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多文化共生のまち探る 奥州で外国人市民と市長懇談

2010-12-07 11:39:33 | 多文化共生
(以下、岩手日報から転載)
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多文化共生のまち探る 奥州で外国人市民と市長懇談

 奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)主催の外国人市民が暮らしやすいまちづくりタウンミーティングは5日、同市水沢区吉小路の市水沢地域交流館アスピアで開かれた。多文化共生の住みよい地域づくりへ方策を探った。

 中国やインドネシア、フィリピンなど9カ国20人の市民と小沢昌記市長が参加した。3班に分かれ同市の魅力や課題を探り、小沢市長と意見交換した。

 英国から訪れ同区で暮らす峯ロイスさんの班は「人が優しく暮らしやすい。食べ物も水も安心だ」、胆沢区に住むカナダ人ケン・デイビスさんの班も「安全で教育環境が良い。偉大な先人がおり歴史文化の深みもある」と評価した。

 一方で▽買い物できる場所が少ない▽公共交通が不便だ▽英語表記の案内が少ない▽外国人が気軽に集える場が少ない―など課題も出た。

 水沢区の米国人ビル・ルイスさんは「住みよいまちへ、われわれも奉仕活動や地域参加を意識したい。日本人からも『これを手伝って』など助言がほしい。できることは喜んでやる」と語った。

 小沢市長は「課題は指摘の通りで、きめ細かく対処したい。外国人市民が自然に地域参加し、相互理解を深める仕掛けづくりも必要だろう」と応じた。

(2010/12/06)

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