(以下、中日新聞【愛知】から転載)
==========================================
県内初、外国人の補導委員 「ブラジル人少年の力に」
2010年5月29日
委嘱状を手にする松田さん=豊田市小坂本町の豊田産業文化センターで
写真
豊田市保見ケ丘の日系ブラジル人で会社員松田・セルジオ・カズトさん(55)が27日、豊田署から少年補導委員に委嘱された。県内には現在2000人の補導委員がいるが、外国人は初。松田さんは「親が1日中働き、寂しい思いをしているブラジル人少年の力になりたい」と話している。
豊田市内には6800人を超えるブラジル人が暮らし、松田さんの住む保見ケ丘に半数近くが集中している。
豊田署はブラジル人少年の非行防止には意思の疎通が大切と判断。「子どもがいる松田さんなら、親心で少年に接してくれるはず」(担当者)と委嘱を決めた。任期は2012年4月まで。
松田さんは1990年に来日。堺市の魔法瓶製造工場勤務を経て、4年前に豊田市へ。昨年1月の保見ケ丘ブラジル人協会設立にもかかわった。昨年3月からは週1回、地区内の防犯パトロールにも参加している。
補導委員の仕事に「日本とブラジル人少年をつなぐ懸け橋になりたい」と抱負を語っている。
豊橋署も6月、ブラジル人3人に委嘱。中部地方では静岡県でブラジル人の補導委員がいる。 (渡辺陽太郎)
==========================================
県内初、外国人の補導委員 「ブラジル人少年の力に」
2010年5月29日
委嘱状を手にする松田さん=豊田市小坂本町の豊田産業文化センターで
写真
豊田市保見ケ丘の日系ブラジル人で会社員松田・セルジオ・カズトさん(55)が27日、豊田署から少年補導委員に委嘱された。県内には現在2000人の補導委員がいるが、外国人は初。松田さんは「親が1日中働き、寂しい思いをしているブラジル人少年の力になりたい」と話している。
豊田市内には6800人を超えるブラジル人が暮らし、松田さんの住む保見ケ丘に半数近くが集中している。
豊田署はブラジル人少年の非行防止には意思の疎通が大切と判断。「子どもがいる松田さんなら、親心で少年に接してくれるはず」(担当者)と委嘱を決めた。任期は2012年4月まで。
松田さんは1990年に来日。堺市の魔法瓶製造工場勤務を経て、4年前に豊田市へ。昨年1月の保見ケ丘ブラジル人協会設立にもかかわった。昨年3月からは週1回、地区内の防犯パトロールにも参加している。
補導委員の仕事に「日本とブラジル人少年をつなぐ懸け橋になりたい」と抱負を語っている。
豊橋署も6月、ブラジル人3人に委嘱。中部地方では静岡県でブラジル人の補導委員がいる。 (渡辺陽太郎)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます