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海田町のブラジル人3割減

2010-10-28 12:40:08 | 多文化共生
(以下、中国新聞から転載)
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海田町のブラジル人3割減 '10/10/27

 広島県海田町に外国人登録するブラジル人は、2008年9月のリーマン・ショック以降の2年間で3割減ったことが分かった。町やその周辺の自動車部品工場で「派遣切り」などに遭い、帰国や転出が続出した。ブラジル人コミュニティーにも影響が出る中、町や町国際交流協会が支援を続けている。

 町に9月末時点で外国人登録するブラジル人は472人。世界同時不況の引き金となったリーマン・ショック直後の08年9月末の673人に比べて201人、29・9%の減となった。失業後に帰国したり、家賃の安い住宅を求め転居したりしたケースが多いという。

 町内には、閉鎖に追い込まれた外国人専門の人材派遣会社もある。町まちづくり推進室は「派遣会社を通じ外国人に行政情報などを伝えていた。その手段がなくなったうえ、外国人同士のネットワークも弱まっているのでは」と懸念する。

 このため町は4月から、ポルトガル語とスペイン語で情報紙を月1回発行。役場で無料配布している。町国際交流協会は3月から週1回、海田公民館で日本語教室を開催する。町まちづくり推進室は「外国人が寂しい思いをせず町内で長く暮らせるよう、支援を続けたい」としている。

【写真説明】海田町国際交流協会が開いている日本語教室

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