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家賃払えずコンテナ生活…失業の外国人、苦境訴え

2009-03-01 22:04:08 | 多文化共生
(以下、岐阜新聞から転載)
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家賃払えずコンテナ生活…失業の外国人、苦境訴え
 2009年03月01日08:20 

 日系外国人失業者の実情を聞く報告会が28日、美濃加茂市本郷町の上古井公民館であり、経済危機の荒波が真っ先に直撃したブラジル人やフィリピン人らが苦境を語った。

 報告会は美濃加茂まちづくりフォーラム主催。約40人が出席した。

 当事者としてブラジル人男性(56)が来場。男性は「昨年9月に失業し、翌日に心筋梗塞(こうそく)で入院した」と語り、家賃が払えなくなった後、カラオケボックスを転用したコンテナに先月まで住んでいたことを話した。

 男性は今月、公的機関の援助でブラジルに帰国するというが、「12年間日本にいて一生懸命働いたが、こんな状況で帰国するのは自分でも恥ずかしい」と肩を落とし、「日本人にも支えてもらった。できれば住み続けたかった。日本には感謝している」と語った。

 報告会では同市を拠点に活動するNPO法人ブラジル友の会の金城エジウソン代表が、先月27日に県に提出した在住外国人現状調査の中間結果を報告。

 調査対象の約7割が帰国の予定がないことや、半数がほとんど日本語が分からないことを明かした。

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