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留学生ボランティア団体、被災地へ出発

2011-05-09 10:06:37 | 多文化共生
(以下、読売新聞から転載)
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留学生ボランティア団体、被災地へ出発

 震災や原発事故の影響で、離日する外国人留学生が増える中、復興を支援するための留学生によるボランティア団体が近く結成される。


 発起人で、シンガポール国籍の東大生、クー・カーチャイさん(23)は、「まず被災地で必要とされている支援は何か把握したい」として6日夜、宮城県石巻市に出発した。

 文部科学省が全国の国公私立大70校を抽出調査したところ、4月20日時点で、東北地方の大学で64・9%、全国では13・4%の留学生が帰国するなどして通学圏内にいなかったという。

 3年前から留学中のクーさんも、春休みに一時帰国した母国で、親戚から「日本に戻らない方が良い」と注意されたという。デパートで客が日本産の果物を買い控える光景も目の当たりにした。

 「必要以上に日本が危険だという印象が広がっている」と感じたというクーさんは4月、母国で仲間と一緒に音楽のチャリティーイベントを開催し、風評被害をなくすために日本の現状を説明。参加者から集めた約130万円の義援金は被災地に寄付した。
(2011年5月7日03時04分 読売新聞)

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