(以下、毎日新聞【栃木】から転載)
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日本語教室:定住外国人に日本語を 30団体が46教室開き支援 /栃木
定住外国人を対象にした日本語教室が、県内各地で相次ぎ設置されている。県国際交流協会(宇都宮市)によると、県内では現在、ボランティアなど30団体が計46の教室を開く。受講者の負担を考慮して料金は割安なところが多く、地域に根ざして暮らす外国人支援の輪が広がっている。【松谷譲二】
「食べます」「読みます」「見ます」--。テーブルごとに分かれた外国人が、手元の教科書とホワイトボードを交互に見つめて答える。別テーブルからは、時計の読み方や疑問文を学ぶ生徒の声が聞こえてくる。
「日本語友の会」は、同協会内で日本語講座を開く。レベルごとに分かれ、南米や欧州など20カ国以上の生徒が通う。日本語能力試験を受ける上級クラスも発足した。
同会は99年から活動を開始。市内では以前から日本語教室はあったが、1回限りや不定期が多く、「通年で継続して学べるように」と始めた。
ボランティアが務める講師は、専門学校などで教え方を学んだ40代の主婦を中心に、20人ほど。授業は午前10時~正午で、料金は1回300円。毎回20人ほどが受講している。代表の吉田勉さん(67)は、「気軽に休めて、自分のペースで学べます」と話す。
日中仕事がある外国人のため、夜に教室を開くのは、清原工業団地(同市)周辺に住む主婦を中心とした清原地区国際交流協会「アミーゴ」。同地区の市民センターで、毎週土曜午後7時~同9時に開いている。入会金2000円で受講料は3カ月1000円。
同会は、ゴミ分別やバス利用の仕方を知らせるチラシなども5カ国語で作成している。市役所や病院での受け答え例をまとめた冊子作りも検討中だ。会長の阿久津容子さん(58)は、「外国人が早く地域に溶け込め、暮らしやすくなるよう支援したい」と話している。
毎日新聞 2009年1月7日 地方版
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日本語教室:定住外国人に日本語を 30団体が46教室開き支援 /栃木
定住外国人を対象にした日本語教室が、県内各地で相次ぎ設置されている。県国際交流協会(宇都宮市)によると、県内では現在、ボランティアなど30団体が計46の教室を開く。受講者の負担を考慮して料金は割安なところが多く、地域に根ざして暮らす外国人支援の輪が広がっている。【松谷譲二】
「食べます」「読みます」「見ます」--。テーブルごとに分かれた外国人が、手元の教科書とホワイトボードを交互に見つめて答える。別テーブルからは、時計の読み方や疑問文を学ぶ生徒の声が聞こえてくる。
「日本語友の会」は、同協会内で日本語講座を開く。レベルごとに分かれ、南米や欧州など20カ国以上の生徒が通う。日本語能力試験を受ける上級クラスも発足した。
同会は99年から活動を開始。市内では以前から日本語教室はあったが、1回限りや不定期が多く、「通年で継続して学べるように」と始めた。
ボランティアが務める講師は、専門学校などで教え方を学んだ40代の主婦を中心に、20人ほど。授業は午前10時~正午で、料金は1回300円。毎回20人ほどが受講している。代表の吉田勉さん(67)は、「気軽に休めて、自分のペースで学べます」と話す。
日中仕事がある外国人のため、夜に教室を開くのは、清原工業団地(同市)周辺に住む主婦を中心とした清原地区国際交流協会「アミーゴ」。同地区の市民センターで、毎週土曜午後7時~同9時に開いている。入会金2000円で受講料は3カ月1000円。
同会は、ゴミ分別やバス利用の仕方を知らせるチラシなども5カ国語で作成している。市役所や病院での受け答え例をまとめた冊子作りも検討中だ。会長の阿久津容子さん(58)は、「外国人が早く地域に溶け込め、暮らしやすくなるよう支援したい」と話している。
毎日新聞 2009年1月7日 地方版
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