多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

口ぶえ吹いて空き地へ行った。知らない子はもういない。

2013-11-18 10:25:48 | ダイバーシティ
(以下、東京新聞から転載)
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コラム 筆洗

<口ぶえ吹いて空き地へ行った。知らない子はもういない。みんな仲間だ。なかよしなんだ>。歌詞に覚えがある人は四十、五十歳代か。小学三、四年生向け道徳教育番組「みんななかよし」のテーマ曲だ
▼NHKの教育テレビで一九六二年から八七年まで放映された。道徳の時間にこれを見せられた。短いドラマの中で学校や家庭内で起こる問題が提示される
▼飼育係の子どもの不始末で小鳥が死んでしまった。三、四年生となれば、どう答えれば、先生が悪い顔をしないか知っている。飼育係も悪いが、私たちも、もっと助けてあげればよかった。そう言えば問題ない。子ども心にそう思っていた
▼文部科学省の有識者会議が小中学校の道徳の教科格上げを提唱している。検定教科書、記述式評価も加えたいという。やめておいた方がいいだろう
▼子どもを甘く見てはいけない。評価が付く教科になれば、子どもは先生の顔を見て大人の「正解」を答えるようになる。「正解」に疑問を持った子は空気が読めない人間として扱われるかもしれない。教室から本音や異論が消えることの方が怖い
▼<知らない子はもういない>。知らない子は追い出されて空き地からいなくなったと、不気味な思いこみをしていた同僚がいた。いろんな考えがあった方がいい。異なる考え、価値をどう守っていくか。それこそ道徳の問題だ。

外国人市民のかたが災害時の訓練を行いました

2013-11-18 10:16:15 | 多文化共生
(以下、みのおどっとネットから転載)
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外国人市民のかたが災害時の訓練を行いました

2013.11.16.sat/箕面市立多文化交流センター

 11月1日(金)、箕面市立多文化交流センターで、外国人市民のための避難所体験訓練と多言語支援センター設置訓練が行われました。
 多言語支援センターは、災害時に日本語を理解するのが困難な外国人市民に外国語などで情報を提供し支援するセンターです。大阪府では、多言語支援センターを設置した経験がないため、災害時に備えて「国際交流協会ネットワークおおさか」が実施し、国際交流協会の職員やボランティアのみなさんが参加しました。
 避難所体験では、水消火器を使った訓練や起震装置で地震の揺れを体験したほか、煙体験ハウスに入って、煙の中を姿勢を低くして歩く経験をしました。参加者のみなさんは、熱心に訓練に取り組みました。

発達障害児生き生き 心一つにチームプレー

2013-11-18 10:15:49 | ダイバーシティ
(以下、大分合同新聞から転載)
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発達障害児生き生き 心一つにチームプレー
[2013年11月18日 09:59]
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大分ラグビースクールの子どもたちと手をつなぎ走る「つばさ学園」の園児(中央)=17日、大分市の弁天島公園
 ラグビースクールに発達障害がある子どもたちの声が響いた―。17日、大分市内であった大分こども発達支援センターつばさ学園と大分ラグビースクール(ともに同市)の初めての交流会。学園の年長組の5人は同年代の仲間とともにプレーしながら、心も一つになった。

 地域との関わりを広げたい学園と、ラグビーを普及させたいスクールとの思惑が一致、大分1985ロータリークラブ(高山泰四郎会長)の仲介で実現した。園児5人を含め小、中学生ら約100人が交流会に集まった。
 発達障害は他者とのコミュニケーションがうまく取れない。チームプレーが苦手なため、ラグビーなど球技はほとんどしたことがなかったという。練習はボールに触るところから始まった。スクール生がダッシュすると、園児も見よう見まねでダッシュ。パスをしたり、タックルしたり…。練習は約2時間にわたったが、生き生きとした動きを見せた。
 学園に通う野上煌太(こうた)ちゃん(6)の母・美穂さん(35)は「みんなと一緒に運動することが難しいかな、と思っていたが、手をつないだりした姿を見て自信がついた」とホッとした様子。
 5人は小学校入学を控えている。「集団の中で自分の立ち位置を理解できるすべを獲得すれば、発達障害は克服できる」と学園運営法人の藤本保理事長(63)=大分こども病院長。
 勝谷斉(ひとし)園長(62)は「入学前に一般の子どもと触れ合えた意味は大きい」と話した。

障害者の避難生活快適に 西京で防災訓練印刷用画面を開く

2013-11-18 10:15:07 | ダイバーシティ
(以下、京都新聞から転載)
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障害者の避難生活快適に 西京で防災訓練印刷用画面を開く

精神障害のある人たちの防災訓練で、床に段ボールを敷いて寝床を確保する参加者(京都市西京区・友輪館)

 障害のある人が主体的に避難所運営に関わる防災訓練が16日、京都市西京区の就労継続支援施設「友輪館」であった。精神障害のある人たちが意見を出し合いながら、少しでも落ち着いた状態で避難生活を送ることができる空間づくりに取り組んだ。

 障害者や高齢者ら避難時に支援が必要な要配慮者でも災害時に果たせる役割があることに着目し、佛教大と京都市社会福祉協議会が初めて企画した。地元のNPO法人「なんてん」なども協力した。

 訓練は京都で震度6強の地震が発生したとの想定で実施した。精神障害のある施設利用者16人が友輪館に集まり、机と床に新聞紙を敷く二段ベッドづくりや非常食の試食などを体験した。懐中電灯の設置場所や情報の入手方法などを確認した。

 訓練終了後は意見交換会を開いた。

 参加者は「硬いベッドだったが、いい勉強になった」「避難が長引くと薬がなくならないか心配」などと話していた。

【 2013年11月17日 11時14分 】