(以下、読売新聞【愛知】から転載)
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外国人児童向け教室
小牧 日本語や学校生活学ぶ
名前の書き方を学ぶ外国人児童たち
来日間もない外国人の児童らに、日本語や学校での集団生活に早く慣れてもらおうと10日、小牧市立大城小学校で「にじっこ教室」が開講した。3か月間、通学してひらがなやカタカナなどのほか、友達づくりに必要な日常会話を学ぶ。
受講したのはパラグアイやペルー、フィリピン、中国などから来日した中学生1人を含む8人。同市内では外国人子弟向けに10年以上前からバイリンガルの教育相談員14人が各学校で巡回指導を行っているが、一定期間、集中的に学んだ方が効果的と、今年初めて日本語の初期教室を開設。同市教委によると、こうした教室は県内では豊田市などに次いで4番目という。
江口光広教育長が「みなさんが楽しく生活できることを祈っています」とあいさつ。児童らが「日本語の勉強がんばります」と誓いを立てた後、さっそく授業が始まった。
ノートに仮名で名前を書くことから始まり、絵入りの教材で給食時に「いただきます」「ごちそうさま」と唱和するなど学校生活の習慣を学んだ。
各地で10年以上指導している宮田アメリア・ルイサさん(55)は「多くの外国の学校では、給食も自分たちで後片づけする掃除もなく、最初は戸惑う。早く学校生活に慣れてほしい」と話していた。
(2010年5月11日 読売新聞)
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外国人児童向け教室
小牧 日本語や学校生活学ぶ
名前の書き方を学ぶ外国人児童たち
来日間もない外国人の児童らに、日本語や学校での集団生活に早く慣れてもらおうと10日、小牧市立大城小学校で「にじっこ教室」が開講した。3か月間、通学してひらがなやカタカナなどのほか、友達づくりに必要な日常会話を学ぶ。
受講したのはパラグアイやペルー、フィリピン、中国などから来日した中学生1人を含む8人。同市内では外国人子弟向けに10年以上前からバイリンガルの教育相談員14人が各学校で巡回指導を行っているが、一定期間、集中的に学んだ方が効果的と、今年初めて日本語の初期教室を開設。同市教委によると、こうした教室は県内では豊田市などに次いで4番目という。
江口光広教育長が「みなさんが楽しく生活できることを祈っています」とあいさつ。児童らが「日本語の勉強がんばります」と誓いを立てた後、さっそく授業が始まった。
ノートに仮名で名前を書くことから始まり、絵入りの教材で給食時に「いただきます」「ごちそうさま」と唱和するなど学校生活の習慣を学んだ。
各地で10年以上指導している宮田アメリア・ルイサさん(55)は「多くの外国の学校では、給食も自分たちで後片づけする掃除もなく、最初は戸惑う。早く学校生活に慣れてほしい」と話していた。
(2010年5月11日 読売新聞)