たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

年寄りとアル中

2009-01-07 22:33:24 | ココロ
高齢者にアル中が広がっているって話を聞いて,別に変な話じゃないなと思いました。どうすりゃいい?っていうか,どうにもならないし,どうにかする必要があるんだろうか?とも少し思いました。
とか書くとひどい人と思われるかもしれませんが,高齢の父親が,内臓悪くしたり,体の制御が悪いのに,お酒を飲んでいたり,わたし自身が20年間酒を浴びるように飲んで,そして病気になったりとか,まぁそういうのを経験してるので,他人事というよりも,自戒と言うか,人間てそういう面もあるよなと思って書いてます。もちろん違う人もいるから,一概にはそういえないのでしょうが。
なんとなく最近の自分の父親を見てると,息子である自分や,妻であるわたしの母親より,早く死にたがっているのではないか?とか漠然と思ったりします。わたしと母がたて続けに重い病気になったから,まぁ精神的に消耗したとは思うけど,自分だけ長生きしようとか思わないのは,そんなに不自然なことじゃないように思います。そうじゃないとしても日に日に老化で体の自由が利かなくなっているのを感じているのであれば,そこにどういう希望というか,「生きていりゃいいことあるよ」とか言えるのか?とかむしろ思います。そしてそれに向かい合いたくなくてますます酒を飲むという心境は,元アル中だった自分からすると一応わかるんですよね。一人で飲むお酒は,楽しいというよりは,何かと向かい合うのを避けるような行為の様な気がします。
そりゃ,酒を飲んで気持ちよくなるのはいいけど,体を悪くするような飲み方はやめてほしいし,やめてしまえばそれなりに頭がすっきりしないのかな?とか思ったりもするんだけど,それも若い人間の感覚かもしれません。
リンクした文章はうちの父親より10歳以上若い人だし,もっと健康で長生きしたほうがいいようには思うけど,長生きを勧めるには,健康とかアル中じゃないとかいうことより生き甲斐が必要だと思うし,でも高齢者がいくつになっても「長生きしたい,死にたくない」とあがいて生きるのが幸せなことなのか?と少し思ったりもします。
正直よくわからないのだけど,一般にイメージされる「幸せな老後」という中に「死」はどのようにイメージされているんだろう?と時々思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする