たろの日記ページ,gooブログ版

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レバノンとイスラエル

2006-07-15 10:09:26 | 時事
イスラエルがレバノンを空爆したという話

久しくレバノンとかベイルートという名前を聞いてなかった気がしますが,レバノンというとかって悲惨な紛争の地というか,そういうイメージはありました。茶化すわけではないのですが,大友克洋のマンガにも瓦礫の都市をみて「ここはベイルートか?」とかいうシーンがあったし,STEPS AHEADの曲にベイルートというのがあるのも,それだけ話題になっていた所なんでしょう。
とか書いても今の若い人はピンと来ないだろうなぁ。パレスチナとイスラエルの問題は知っていても,レバノンというのはしばらく日本では話題になってなかった気がします。
それにしても中東はずっとこういう火種が燻っていて,イランの問題もあるけど,イスラエル周辺の問題もかなり深刻だと思うのですが,日本では真剣に心配する人は少ないような…。
一方ヨーロッパの人はレバノンは地中海に面してるし,この辺の国がミサイルとか持ってるかは知りませんが,持ってれば届く距離に国があります。よくよく考えてみると,すぐ近くの国が喧嘩をしてるのはソリャー物騒だよなぁ…と思うのですが,日本の人は遥か遠くのところなので,あまり関心がないようです。
ふとおもうのは日本人の中東への関心の低さは,西洋の極東への関心の低さみたいなもので,今回の北朝鮮のミサイルの問題を,ヨーロッパの国が関心を持たないのは仕方がないのだろうな…と。

中東に対する西洋の各国のスタンスが,極東に対するスタンスに影響がないわけでもないだろうし,そう考えるとあまり無知なのもどうかと。
まぁ今回小泉さんが中東に行ったのは,中東に対して,そしてアフリカもそうでしょうけど,その辺に対して関心があることを示すことで西洋の仲間入りをしようとしたともいえないか?…という気はします。
まぁそれはいいとして,やっぱり西洋にとっては極東の事なんってどうでもいいんだろうな…というのを日本の中東に対する関心ぶりから感じてしまうと。
コメント
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