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たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

便利になることで悪くなることもある様に思う

2008-07-01 22:58:29 | 時事
一部の自治体がコンビニの深夜営業規制に積極的という話。なんかネットのあちこちで「ばかいうな」という書き込みが多い中,夜中にコンビニの弁当を買っていたのを止めたら,健康になったとかいう書き込みを見たりして,興味深かったです。
わたしは最近は夜の12時以降は出歩かないし,そもそもコンビニのお弁当はものすごく苦手で食べないので,深夜のコンビニ関しては,第三者です。第三者なので,実際に便利に使っている人,もしくは何らかの理由で積極的に深夜営業規制に賛成な人からすると,かなり無責任な意見になってしまいますが,ふと思ったので。
確かにコンビニが夜中まで開いていると便利です。夜何時になっても暖かい弁当は食べられるし,ちょっと困ったときにいろいろ買い物できます。電車がなくなっても時間をつぶしたり,何かを買ったりできます。そう,食べ物は何時でも食べられますし,買い物ができなくなるので,夕方早く帰る必要もありません。朝と夜が逆転していても不便を感じません。
というわけで,便利に感じる反面,つまり,生活規則を正しくする必要が無いので,どういう生活でもできる,生活のペースが変わろうが,毎日寝る時間が変わろうが大丈夫と。これって健康には問題ないのですかね?。あと,お店がしまるので今日は早く帰りますという理由も使えないですね。
ちょっとそんなことを感じました。便利というのは一見いいようですが,その便利になって余った時間を,結局会社とかに使われてしまってはいないでしょうか?,そしてタイムテーブルを環境が縛ってくれないとなると,体はそれに耐えられるのでしょうかとか?。電車が遅くまで走って便利になった都会は,12時過ぎまで残業できるようになったけど,それって良かったのですかね?とか。そんな感じ。
ちなみに,そういうことは思いますが,コンビニが都心では1キロも歩かず何件もあったり,朝の出勤時間に開いているのは便利に感じてます。まぁでも,一人暮らしで困らないってことは,結局晩婚化の原因でもあるんだよなぁとも思います。散々便利になった結果,健康を壊したり,少子化で種としての危機なのは,どうなんでしょうね?と。
個人的にはコンビニにはそういう深夜早朝の商売よりは,モータリゼーションで,小さい個人商店がつぶれた田舎とかで,年寄りが歩いていける距離にある店舗という意味での期待があったりするのですが,どうやら,現状は,まだコンビニはまだそういう位置づけでの発展は戦略としては考えてないようです。
モータリゼーションも便利になったけど,それで困ったことも起きてるんですよねぇ。
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そもそも自費で飛行機に乗っているプレミアム会員はどれくらいいるのだろうか?

2008-06-24 20:42:16 | 時事
霞ヶ関官僚のタクシーのキックバックの件が話題になった件で,金品をもらうのはけしからんけど,お茶とか酒とかぐらいならいいんじゃないか?とわたしは思ってます。タクシーが飲食業をやるとまずいとは思うけど,別に料理を出してるわけでもないし。民間の人がそういうサービスを受けたら,単にサービスが良いタクシーとむしろポジティブな話題になるんじゃないか?と。大体飛行機だって乗るとジュースでますよ。
それで,キックバックというと航空券のマイレージのほうがよっぽどキックバックだよな…と思っていたら,やっぱり,政府がマイルを役所につけろと航空会社に言って拒否されていたそうです。要は個人につけてるから,切り捨てられる場合が多いのを,役所にまとめたら使われる率が増えるので,航空会社としては,やってられんってことのよう。
この件,もし役所が業務でついたマイルを,個人が使ってはいけないとかもしくは役所が取り上げるとかいう風になったら,たぶん民間もそれに倣わないといけなくなると思います。航空会社のマイルが贈収賄にあたるかどうかはわかりませんが,民間には贈収賄禁止の法律が無いにしても,会社への背任行為は問われる場合もあるし,業務上得た利益が社員について金銭として換算可能なものであれば,給与収入として扱われて,たぶん課税対象になるでしょう。
というわけで,以前も書いたけど,あまり役所にきついことを言うと,それはそのまま民間に返って来るんじゃないか?と思うわけです。
ところで,いつも思うのですが,飛行機に乗る人でマイレージのプレミアム会員とかになってる人って,自費100%で乗ってる人ってどれくらいいるんでしょう?。ANAの方でシミュレーションすると羽田・福岡を正規料金で年間30往復とかになるんですが…。もちろん旅割とかするともっと減るわけで。
いや,世の中にはお金持ちがたくさんいるのはわかるのですが,仕事ならともかくプライベートで毎週飛行機に乗るとしたら,単身赴任とかそういう人くらいなのでは?。
業務で飛行機に乗る人はそれこそ週に何度も乗るだろうし,長距離だって乗るでしょう。そういう人たちが,こういうプレミアム会員になって,グレードアップ券をもらったり,するのはどうなんでしょう?。もちろんもらった切符を再び業務で使うのでしたら問題ないとは思いますが,本当に皆そうしてるの?と思ったりもします。
ちなみにわたしは去年は毎月2往復程度飛行機に乗りましたが,プライベートがほとんどです。別居婚なのでそうなんですが,そういう人間ってそんなにいるんですかね?。というか月2往復も飛行機乗ってると,もうすでに楽しさなんか無いんですよね(^^;)。
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日本の輸入米を放出すると助かるのは誰?

2008-06-04 08:22:10 | 時事
どうも最近日本の米の話が良く話題に出ます。食料自給率の話とか,減反の話とか,穀物高騰の話とも関連してるんでしょうけど,国が買い上げている輸入米の話とかもあわせて出てきます。ワシントンポストに日本の輸入米行政の話が批判されたという話から,何日かたって日本は米を放出する方向で検討してるそうです。あと福田さんが米食べましょうと言った話とか,いまさら間がありますが,パンより太りにくいよとメタボと絡めた話もあったりとなんかお米関係が盛んです。
輸入米の件は,放出しろと海外とかその他とかから,結構言われたみたいだけど,埋蔵金扱いなのでしょうか?。まぁ食べるのに困ってる人がいるので…というのであれば,わかるのだけど,それに目をつけて金儲けさせろと言ってるようにも聞こえて少し怪しくも感じもします。軍事政権下に貧困救済支援をしても,本当に困ってる人に物品が行かないとか,軍事政権が利益をむさぼるとか言うけど,別に軍事政権でなくても中間の業者が利益を被ることはある様に思います。まぁ実費とかそういうのはいいかと思うけど,過度に利益を取ってないかとか,どうチェックすればいいのでしょう。こういうこと書くと怒る人多いでしょうが,構造的にチェックできないのであれば,可能性としては利用されることがあるということです。
とはいえ,環境問題にせよ,貧困問題にせよ,間で儲ける人たちはいて,でもじゃぁ100%ボランティアだといいのかというと,善意に頼って事業をやっても継続的に続かないので,ある程度儲ける人がいるのはいいと思うのですが,按配的には難しいなと思います。
そもそも今の穀物不足問題は投機が原因と言われてるってことで,食べるものがないのではなく,だれかの金儲けのために,誰かが食べるのに困ってるだけってことになる。食べ物をわざわざ機械に食べさせて足りなくして,ますます困るようにしてるようにも見えるわけ。それを規制できないのに,新たに政府がもってる米を放出しても,食べる米が不足がどれだけ解消するのでしょう?。穀物に投資している人からしたら,新株の発行のように見えるのではないか?とすら感じたりもします。
以下,余談ですが,昨今のバイオ燃料による穀物不足を見ていると,どんなに農業技術が発達して,食べるものが豊富に作られようと,人口増加以外にも食べ物不足を起こすようになる仕組みがあるのだなと感心してしまいました(皮肉です,念のため)。てっきり技術開発が進めば,食べ物不足は無くなるのかと思ってましたよ。最近は食料不足より,少子化とか,病気とか戦争とかそっちの方が人口を減らす手法になってるのかと思ってたのに,やっぱり食料なのかと。
仕組みとか,手法と書いたのは,神様が,そういう風に手を下すのね,という意味。まさか機械に食べさせるために人間の食料をとりあげるとはね。映画メトロポリスが作られた時代にはそこまでは考えてなかったのでは?と思いました。
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別に高画質でダビングできなくても良いんですが

2008-06-01 09:28:15 | 時事
ダビング10が延期になったって話は,TVのニュースにもなっていて,それなりに関心があるのか…とは思ったのですが,わたし自身はいい加減もうどうでも良いや…,って気になってきてます。なんかまとまりそうもないし。
映像系についてはあまり興味がなく追ってないので,よくわからないのですが,なんでダビング10って必要なんだっけ?って思ったりもしてます。TVの番組を録画したり,DVDに焼いたりするのは今でもできるんですが,ダビング10にするには何が必要だからでしたっけ?。いや,ハイビジョンとかディジタルとかの品質でコピーしたりバックアップを取るとか,そういうときのルールだとは思うんですが,別に現状の品質も,ダビング10にしないとそのうちDVDに焼けなくなるってことですか?。ついでに書くとCDも今もリッピングできるけど,
それができなくなったりするんでしょうか?。
そうじゃなくて,現状の状態がいつまでも続くのであれば,別に新しい仕組みはいらないのですよね。TV放送がディジタルになったらDVDに焼けないってことなのかもしれませんが,ディジタル番組をNTSCで吐き出して,アナログでダビングとかってできないのでしたっけ?。
…というわけで,よくわからないまま言うと,別に今のままでいい。確かにできたら便利になることあるんだろうけど,別にそんなに現状で困ってない。
いや,もっと過激に言うと,そんなに文句を言うのだったら,もうTVはニュースだけで良いよとか言いたくもなります。本当に見たい作品は映画館でも貸しビデオでも金出してみますよ,きっと。それで良いんでしょ?。でももしかしたらTVとかは一日1時間も見ないかもね,とかそういう心境です。
ついでに音楽のほうも書くと,今は自分で買ったCDをリッピングしてiPodで聴くことも多いけど,それができなくなっても別に困らない。CDウォークマンをもう一度使うだけだし,なんならLPに戻してくれても,かまわない。いや,これは面倒だから明らかに音楽を聴く時間は,減るだろうけどやっぱり本当にほしいCDは買うよ。わたしの場合は視聴が不便になったらTVは見なくなるかもしれないけど,音楽はそれなりに聴くし,お金も使うでしょう。
というわけで,そうしたらどうでしょうか?。お金をきっちり取れないなら,ダビングできなくて良いですよ…ってこと。TVにコンテンツ載せなくても良いですよ。で,そうしたら,優良な文化が育つか?。やってみればいいと思います。まぁわたしの想像だと,あまり小遣いのない若者は,ますますゲームとか携帯電話にお金を使い,TVとか見なくなるだけだし,タイアップ効果でCD(ネットミュージック)を買うこともなくなるんじゃないか?って気もしますけどね。
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安全にわざと壊れる

2008-05-14 23:10:08 | 時事
昨夜帰ってきてTVをつけたらクローズアップ現代で,老朽化して故障する家電…というか,ストーブとかその類のものだろうけど,要は危険なことが起きる…というような話をしてました。
夕食を作りながら流し観していたので,あまりちゃんと聞かずに感想を書くのもなんなのですが,なんか,メーカの責任みたいにいわれても難しいな…と少し感じました。というのは確かに5年くらいでそういう危険な状態になればメーカの責任だろうけど,10年どころか,20年,30年使っている家電もあって,ある意味動いているのが不思議なくらいなものもある気もします。使えなくなったら困るとかいうユーザもいましたが,30年経ってるから買い換えてくださいというと文句を言うのだろうけど,じゃぁ20年で故障して動かなくなったら,文句を言うのだろうか?という疑問が…。
つまりこういうと変な感じだけど,かえって壊れなかったから危険な状態になってる…。さっさと壊れればよかったのか?とか思いました。一度も点検に出さないので,点検を呼びかける必要があるとか終盤いってましたが,しょっちゅう壊れたら,たぶん点検をすることになるんだよなぁ…と。こうなるとむしろ長持ちするよりは,壊れても安全に動かなくなるような壊れ方をする…という風に作ったほうがいいのか…これからは…と思いました。
日本の製品は品質がいいので,壊れないのだけど,その品質のよさがかえってクビをしめてるのでしょうか?。かって日本にたくさんのピアノメーカがあったときに,ピアノは100年使えるので,買い替え需要がなく,メーカがつぶれた…というなんかお人好しなのか,良く考えて無いのかわからない話を聞いたことがありますが,ちょっとそういうことを思いだします。今の日本車だって,品質がいいので壊れなくて買い替え需要が起きないという問題もあるようです。
環境に対しての負荷を考えると,もちろん一つのものが長く使えるのはいいことです。でも,どこも壊れないと,車検制度がある車ならともかく家電は修理にも点検にも出しません。修理は人件費がかかるので,嫌がられますが,こういう安全のことを考えると,ボディみたいなのは頑丈につって,でもどこか消耗部品をつけて,定期的に交換修理をするような作りにしたほうがいいのでしょうかね。それでもだましだまし使う人もいるだろうから,安全に壊れる必要がある。壊れないということよりも安全に壊れることが家電とかにも問われるのかな…と思いました。もちろん,そういうことはとっくにメーカさんは気をつけてはいるのだと思いますが…。
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得をした人,損をした人

2008-05-01 06:48:55 | 時事
ここしばらくの大方の予想通り,ガソリンの暫定税率復活はあっさり可決されましたので,ガソリン税は元に戻ります。
この問題TVで大騒ぎしてるのですが,わたしとしては短期的にはあまり興味の無い話でした。というのはガソリン税が下がってもなんの生活には変化がありませんでしたから。バス代やタクシー代が下がったという話も,宅配便の値段が下がったという話もありません。物価に反映したという実感もまるで無い。車を持ってる人は並んでまで給油したみたいですが,車を持っている人だけが享受する減税であれば,「おらが町へ道路を引いてくれ」というのと同じ(つまり特定の人だけにしかメリットが無い)のりだと思いました。
まぁそれは皮肉ですが,逆に今回の税率復活で便乗値上げがあるような気もしていて,だったら最初から今の税率のままやっていたほうが,便乗値上げもなかったのではないか?とか思ったりもします…が,まぁそれについてもわたしの生活にはあまり関係ないのでしょうか?。
むしろ,よく言うところの「経済を活性化するために減税をしよう」というのが,まるで効果が無いことが実感できたような気がして,小さい政府とか民需とかいうのは,本当にいいのかね?とか思ったりもしております。いずれにせよ暫定税率復活への反対意見を読んでも,あまり共感する意見は無いなぁ…と思いました。
もっとも,長い目でいうと,国の歳入と支出用途のバランスが悪いなぁ…というのは感じていて,そういう意味で大きな税制改革が必要なのでは?とは感じてます。ですので,今回の一般財源化という案は,出来たらすごいかも…とは思ってましたが,これも民主がつぶしちゃったので,当面棚上げなんでしょうか?:-p。そんな気もしてます。
ところで,今回の税率の件とか,高齢者医療保険の問題…,どうも全貌が見えないくて,瑣末なところを報道しているようで,是非の判断が出来ないので困りました。大体経済の仕組みが変化したり,物価が変動する時には,必ず損をする人と得をする人がいるはずです。ですから,今回のガソリンの値下げや値上げ,医療制度の変更でもきっと得をした人がいるはずですが,誰がどのように得したのかが,まるで報道されません。まぁ儲かった人は黙っているのでしょうけど。保険のほうは「お年寄りの負担は総額で見れば,ほとんど変わらない」のだからたぶん得をした人もいるはずです。その人たちはにんまりと黙ってるのでしょうね?。
ついでに書くとお役所の無駄遣いだって,その恩恵に被っている業種が山の様にあるはずです。それだって市場を活性化させているかも知れません。
まぁそういうわけで,税制の変化は,そういうバランスが変化し,その周りで産業の変化が起こるのだろうな…と思います。ですから,そういう中で将来の社会をかんがえて思うのは,福祉や医療の充実とか産業振興なのでは?と思います。ですから,ガソリン税の減税がそういう方面にほとんど影響が出なかった今回は,結局減税を国民に返しても大して意味が無い…って事がわかったのかなぁ…と漠然と感じました。
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ダライラマ

2008-04-28 18:47:59 | 時事
土曜は長野でオリンピックのトーチリレーをやっていて,多くのTV局で生中継してました。そんなの生でみるほどのものですか?。
ところで,現在ダライラマが妙に人気があって,世界中…というより主に西洋の識者が支持しているようです。ふと,ガンジーがインドで活動していた時もこんな感じだったのでしょうか?。なぜ非暴力で国の独立を勝ち得るのだろう?と思ったこともありますが,こういう風に観てる人の心をつかんだのかなぁ…。もっともインドの時はインドを支配していたのはイギリスで,イギリスの識者の中に支持者が増えたのが独立への力へなったのでしょうけど,現状のダライラマは中国の中にどれくらいの支持者を持ってるか?といわれると,なかなかそんなにすんなりはいかないのだろうなと思います。
そういうことを思ったりもしましたが,あるTVで出演者がチベットのことをもっとしらないと…とか言ってるのを聞いて,オイオイ…と。ダライラマというと10年以上前にノーベル平和賞を取っているし,セブン・イヤーズ・イン・チベットという映画が公開されたときも,相当話題になったと思うけど…。
わたしというと,件の映画は観てないのですが,2001年に広島で「世界聖なる音楽祭」というのがあったときに観にいって,それがダライラマ提唱という形を取っていてちょっと関心を持ったりしました。同じような時期に確か来日して,一般の人の前で講演をしてるのを聞いて…というかそのあとの質疑で,曇りない受け答えをしてるのを観ました。高僧というか,一流の宗教家というのは,どういう人の質問に対しても,スパっと答えを出せるんだな…とすごく関心をしたのを覚えてます。先日の成田での会見とかを見ていてもやっぱり同じような印象を持ち,僧侶というのは高度にデベート訓練…というか禅問答なんだろうけど,やってるんだろなとかおもったことを思い出しました。まぁただこの人って聖人というよりは,やっぱりどこか政治家臭い感じもするのですが,まぁそれについてはいいか…。
そういう風にダライラマが口を開くと,チベットとかいうよりも,もっと大きな視点で,語られてしまうので,まぁつまりはその辺の政治家が束になってかかっても,論破するのは難しいなと。いずれにせよ,ダライラマはすごい人だよ,そんなことはみんな良くわかってたのでは?,ノーベル賞取ったわけだし,…と思っていたのに,20代とかの若い人ならともかく,わたしより年輩のTV司会者とかが,ダライラマのことをすっかり知りませんでした…の様に言われると,これまでダライラマが訴えてきたこととかすっかり忘れられているのか,と思ってちょっとがっかりしました。
それとも何十年も続いている問題でも,初めて聞いたことの様に報道しないと,若い人がついてこれないのでわざとやってるんですかね?:-p。でも,こういう風に扱われると,なんかブームみたいに,また終わっちゃうのか?とちょっと不安にも思います。
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ネットリテラシ

2008-04-23 23:01:42 | 時事
最近子供に対するネットからの悪影響を懸念する声が大きいし,わたしもそう思いますが,一方でじゃぁ大人がネットを正しく安全に使っているか?というとちょっと疑問もあります。
先日の新聞のコラムに身に覚えが無いのにスパムがくるっていうのが載っていました。新聞にコラムを書くくらいの人は,いまどきネットやメイルはある程度使っているだろう…と思ってたので意外でした。
スパムなんていうのは別に変なサイトを覗いたり,スパムメイルに返信をしなくてもくるもんでしょう。自分のアドレスを誰にも教えてないとか,名刺にも書いて無いとか,どこかの展示会とかに登録する時にWebから入れて無いとか,…一切使って無い人ならともかく,そういうのに使っていたら,どこかから漏れることは十分ありえます。昨今,個人情報がちょっと漏れたくらいで大騒ぎしてる様ですが,大騒ぎしている新聞自体が,なぜ大騒ぎされるかわかってないのですかね?。一つ漏れると,どこに行ってどう使われるかわからないから,ネット社会の個人情報流出は怖いのです。
10年前ならともかく,いまやWebやメイルが使えないと仕事にならない会社員は多いと思いますが,時々メイルの使い方に危うさをかんじる人はいます。一番多いのが,To:やCc:に誰がいるのかを毎回チェックせずにメイルしている人。引用の仕方がおかしい人,メイルも立派なビジネス文書だと思うのですが,なぜかちゃんとした挨拶とか出来ない人…。スパムだと思ったので観ないと捨てた…とかいいますが,観るだけでスパムに感染するようなメイラーを使うのもちょっとリテラシーが低いようにも思います。
子供の教育…といいますが,今の大人もよくよく考えると,メイルの使い方Webの使い方とかは習ってきて無い気がします。今は学校でどのように教えてるのでしょう?。ルールが年々微妙に変わって行ってるので,教えるのは大変だと思いますが,大人の中にもこれだけばらつきがあると,ある程度国で教科書を定めて,最低限のことだけでも教えてくれると良いのに…と思ったりもします。そうなると自分が今普通にやってることもマナー違反になってしまう可能性もありますが(^^;)。まぁいずれにせよ,子供のネットのことを心配する以前に大人が理解してなかったり過剰に反応しているのを見ると,その辺の世論もあてにならないな…とは思います。
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力による支配が有効だと本当に思っているんだろうか

2008-03-25 23:06:55 | 時事
今チベットで起きていると報道されている件について…。マスコミとか日本人が書くWebとかを読むと,中国を批判したくなるのですが,もちろん現場ではないので,基本的にはよくわかりません。よくわからないのは,中国がなぜそこまでチベットをいじめなくてはいけないかがわかりません。国を指差して「そういう国だから」という論理は無いだろう…と思うので,とりあえずわからないと思うことを書いてみるとします。
現状中国に対しては,いろんな国の主に市民が反対運動をしてるようです。中国が海外から批判されるようなことをやり続けるのは,国際問題ではなく内政の問題だから…という人もいます。でも中国がチベットに厳しくすることで国内の何がどうなるのかがよくわかりません。
確かに大国が国境周辺の地域の独立を阻止したいというのは,他にも独立運度が起きるとか,理解できないことは無いのですが,そのために虐待をするというのは,逆効果のような気がします。いじめるからますます独立しようと思うのではないでしょうか?。よく信仰とか尊厳とかいいますが,意外にみんなが豊かに暮らせていれば,国籍なんていうのはすんでいる人にはどうでも良いのでは無いでしょうか?。
日本は戦国時代に大きく支配者が変わりましたが,結局は国が安定して,国内を全部同じように扱ったからその後安定したのではないだろうか?とか思います。日本には今も一部の地域では不都合を押し付けられているようなところもあります。地域の経済格差や,基地問題,ゴミの廃棄問題とか…。でも,地域間の人の移動は自由だし,たぶんその地域の人も独立するよりはいい暮らしが出来ると思っているから独立運動を起こす人たちはほとんど見かけない。
暴動というのは,食料とか金銭とか土地とか,そして武力とかとにかくある人たちが命の危険を感じたときに起こるように思います。もちろん学生運動のようなものは食べられていても,起きるものかもしれません。そういえば,あの時期自治的なコミュニティを作るという試みもされてました。でも,そういう運動もあれからもっと国が豊かになったら,やる人はいなくなりました。
ほとんどの暴動は宗教とか民族よりも,命の問題のような気がします。だから支配を強めるために武力を行使したり,経済的に圧迫するのは,かえって逆効果な気がするのだけど…。世の中はそういう常識ではないのでしょうか?。
今中国の沿岸部の経済地域にはものすごい金持ちがいるそうです。中国の経済力は貧富の格差が生み出しているような気もします。その貧富の格差を維持するために,民族迫害が必要なのでしょうか?。ヨーロッパとかで民主主義が発達したのは王族や貴族といった支配層が自分達の地位を守るためには,民衆にはそこそこの暮らしをさせておいたほうが良い…と思ったからと聞いてます。なぜ中国ではそうできないのか?。なぜ周辺に他の豊かな国がいるときならともかく,今この時代になぜ?と疑問に思います。
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マイペンライでもいいような

2008-03-20 08:34:37 | 時事
最近の政局にはあまり興味が持てなくてちゃんと追ってないのですが,日銀総裁がらみのグダグダ…,民主党がなににこだわっているのかよくわからない。自民党はわかっているのだろうか?。わかっていて,またはじかれる案を持ってくるのでしょうか?。財務省出身者を総裁候補に持ってくることが気にいらないのでしょうか?。じゃぁ竹中さんみたいに学者とか連れてきたらいいのかしら?。それとも民間からもってきたらいいのかしら?。公社とか公団とかのトップを民間起用してうまく行くケースは多いけど…,日銀ってそういう性格のものですか?。案外誰がなっても大して変わらなかったりして…とか素人考えが浮かんだりするんですが,どうでしょう?。
それにしても民主党が参院で躍進して以来,民主党の破壊屋らしさが際立つだけで,一向に何をしたいか見えてこない。世の中を混乱に導きたいだけにしか見えません。もちろん福田政権もいろいろと情けないのだけど。安倍政権にブレーキをかけるために民主党を選んだ…というのはそうだと思うので,特にそのこと自体は仕方ないと思うのですが,次の選挙では,民主党もういいよ…と思うのはわたしだけでしょうか?。今やってることが支持につながるとはとても思えないのだけど。大丈夫でしょうか?民主党。

で,本題というか…。民主党に限らず,ほとんどのマスコミとかもそうですが,今の政府が良くない,今の行政が良くない,社会が良くない…と不安を煽ってますが,どうなんでしょうか?。
先週ちょっと書いた大前研一が出ているPodcastを聞いていたら,日本では年寄りが平均3000万くらいお金を残して死ぬって話をしてました。なんでそんなに金を持っているかというと,別に子供に残したいから…ってわけじゃなくて,不安だから持ってると。で,いつ死ぬかわからないから…というか死ぬ頃になったら,そんなに急に使えないから使い切れずに死ぬと…。
国や社会が個人の老後をそれなりに安心させれば,そのお金が社会に出てきて,経済が潤う…って話でした。まぁ年寄りの金を取り出して運用したいという経済家の言い分には,そんなに同調するつもりもないのですが,不安を突きつけられていきていて,それが悪い影響をだしているというのはそうだろうなぁ…と思います。
わたしは歳とともにだんだんコンサバになってると実感してますが,案外世の中大丈夫じゃないか?と思ったりもしてます。老後というと,年金とか金融とか医療とか不安とか言いますが,年金は確かに払っただけはもらえないかもしれませんが…というか年金って保険みたいなものだから別に払った額もらうものでは無いでしょう?…,ともかく,1円ももらえないことは無いのでは?と思います。贅沢は出来なくとも餓死しない程度にはもらえるんじゃないか?と思ってます。それも信用できずに払わないって手もあるのかもしれませんが,じゃぁ自分でちゃんとその分貯金できますか?。貯金してもいいけど,金融は大丈夫でしょうか?。ペイオフがおきたら一千万しか残りません。それでいいんでしょうか?。証券や土地に変えても目減りする可能性はもっと多いです。インフレが起きる可能性もあります。そう考えると,年金は,年寄りを餓死させない程度には払うんじゃないかな?とか思ったりして,だったら払っておいたほうがいいんじゃないか?とか思ってます。
もちろん日本以外には年寄りを見殺しにしたりする国もあるのでしょうが,まぁ少なくともわたしが生きてる間にそれが起きるとしたら,戦争とかひどい伝染病とかが起きた場合に限られるのでは?と。
案外日本の今のシステムはうまくいっていて,我々が目を光らせるべきところはそれがきちんと維持できるか?って事じゃないか?って最近は思います。そういう意味では,行政や政府に目を光らせる必要はあるのですが,別に全部壊して一から作り直す必要はなく,制度疲労したところだけを直していくのでいいようにも思います。
何とかなると思う…そう思っていたほうが結構いいように思うのですが,どうなんでしょう?。
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