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たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

世代間対立

2011-02-05 11:24:05 | 社会
日本の今の福祉政策が,年寄りに甘く,若者に厳しい…という論調が徐々に強まってきてます。かってわたしは「世代間対立って意外に表層化してないのは不思議」と日記に書いてますが,2009年時点ではむしろ後期高齢者医療制度は年寄りの切り捨てだとか,紅葉マークは年寄り差別だ…とかどこかの政党;-pが大騒ぎしてました。

昨日TVを見ていたら与謝野さんが出ていて,自分達の年代は逃げ切れるが,それでいいんだろうか?と思っていると言いました。たった二年で急激に世の中の意見が変わったような気もして,少しわたしは戸惑いを覚えます。

ネットは若い人が多いせいか,若い人が苦労して年寄りがいい生活をしてる…という意見は結構前からありました。でもやっぱり最近この手の意見が強まってきています。「あなたの老後の安心というのは、(中略)。もしかして生まれていたかも知れない、あなたの孫を奪ってまで得るべきものなのか、と。」と弾氏が書いてるのを読んで,ちょっとさすがにわたしは引いてしましました。

…というのは,もともとわたしも書いていたように,世代間の格差「感」みたいのはあるよな…とは思っています。わたしは年寄りは年寄りらしく暮せよ…と思っているので,お年寄を過度に保護したり,逆に若い人と同じ権利を与えることには疑問を感じてます(これだけ書くと誤解を受けそうですが,同じことをするのに余計にコストがかかるなら,とかいろいろ前提はあります)が,でも権利を奪うなら保護をしなければいけないとも思ってます。

若い人の仕事がなく,それで子供が増えないのは事実でしょうが,それが全て高齢者のせいみたいに言われると,ちょっと引っ掛かります。高齢者がいなくなると,若い人が豊かになるか?というとそれも疑問です。子供がもてないのは経済的な理由もありますし,子をもつより仕事を選ぶとか,育児で自由を奪われることに抵抗を感じるという考え方をする人もいるからではないでしょうか?。

それから,一般論としてお年寄りというと,若者からするとどこかの知らない人かもしれませんが,具体的に考えると自分の親だったりもします。年寄が裕福なのは,親がいる若者にとって,扶養者が減ってるということもできます。また一方で,年寄りは未来の自分でもあります。年寄にきつくいうのは,それを将来自分が受け入れる自信があるのか?ということでもあります。お年寄に増税し,子供達に再配分するのはいい効果があるかもしれませんが,結局お年寄りの面倒をその家族に押し付けるのであれば,子供手当ての様な策の無いばら撒きになる気がします。

もちろん世代間の問題に向き合うことはいいのでしょうが,要は問題を何か一つのことに起因すると断言することに危惧を感じるということです。
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私的空間が続いているという勘違い

2011-01-25 06:03:14 | 社会
一昨日の年齢の違う仲間の件を書きながら,もう一つムラムラと思っていたこと書きます。

一昨日のは,若い人が年齢の違う人を拒絶してる話だったのですが,Twitterやネットの日記にこういうことを書いているってことは,自分達と違う人間が見てるってことを想像してないのだろうか?と良く思います。特に同世代以外仲間じゃない…とネット上で宣言するって事は,おそらく自分達の仲間の数倍の人口を敵に回してる…ってことで,それで叩かれるのは当たり前なのに,こういうことを平気で書いてしまう事の無邪気さというか無頓着さ…というか,それがなかなか凄いな…って思います。

Twitterで有名人の噂を流した個人が突き止められたって件も同様です。今の若い人は2ch等の匿名掲示板とかに慣れているようでいて,実はその逆で無頓着になってしまっているんじゃないか?という気がします。公共の場で多くの人に顰蹙を買う言動をやって,顰蹙を買っているのに気づかない…というのは,まさに「電車で化粧」と同じ心理であり,ネットで引き起こしたことというよりは,今の社会が引き起こした問題のような気がします。

一応断っておくと,今の世代特有というつもりは無く,昔から公共の場で顰蹙を買う人達はいたと思うのですが,ネットにせよ,交通機関にせよ,公共の場に生活空間が急激に入り込んでいるのが今の時代で,それに適応し損ねる人が増えてるんだろうと思います。

パソコンや携帯だって直接メイルをするのでなければ,画面の向うに何百万人の人がいることになります。知り合いや仲間内に当時にやり取りが出来て便利だかと公開日記やTwitterに覆い隠さずに書いていたら,多くの人がその人に悪意を向けるかも知れません。そういえば仲間内だけに同報を行えるMLが最近あまり盛んでなくて,Webベースのコミュニケーションばかりになったのも,少し関係があるかも知れません。

おそらく今の社会で拡がっているのは公の空間であり,私の空間ではないのではないでしょうか?。でも私の空間が拡がっていると勘違いしている人が多いのじゃないかという気がします。
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歳の違う仲間は悪くないと思う

2011-01-23 23:56:59 | 社会
はてな匿名日記の「Twitterを辞めた。」というのがちょっと話題になっていました。最初斜め読みしたときは,まぁ別にやめる人はやめればいいと思うし,mixiのときも「mixiをやめた」みたいな文章を読んだなぁ…とか思ってました。ですが更に話題に合ったこの日記へのフォローを見てちょっと思うところがあったので。

元の日記は多分若い女性がTwitterをやっていたのだけど,多分中年か年輩の男の人に,自分のツィートにいちいち反応されるのがなんか嫌になったか,気味悪くなったとかそういうことのようです。掲示板やmixiとかブログでも日記とかにいちいち反応されるのがうっとうしくなってっていうことはあるようです。特にこの日記のフォローを見てると,若い人のコミュニケーションに年寄が混ざるなんて無理みたいな書いていいるのが興味深くて「育った時代を共有していることでの仲間意識を軽視していない?」って書いている人がいます。

思ったのが,そうだろうか?ってこと。わたしは高校,大学と大人の遊びのグループに混ぜてもらって遊んでいたので,年齢が違う人と遊ぶことの心地よさを実感してます。むしろ学校のクラスとかの方が閉塞感無いですか?とすら思ったりします。私は高校はクラスよりも部活の方が居心地良かったし,部活より更に学外の方が良かったです。高校のときは楽器屋に入り浸り,店長や他のお客さんと良く喋ってました。大学のときはバイク屋に入り浸り,ツーリングに連れて行ってもらったり,ご飯を食べにいったりキャンプしたり,かなり面倒を見てもらいました。大学の同級生とかにも学校に来なくなりバイト先ばっかり行ってる人とかいたけど,そういう人も同じ歳の友達より,社会人とかの方が肌に合ったんでは無いでしょうか?。

思うのが,上にリンクしたように同世代の仲間が強いつながりを持つみたいに考える人が,社会に出て会社に入ってうまく行くんだろうか?ということです。社会に出れば,同年代の付き合いより,年齢が違う付き合いの方が増えます。新社会人の中には,会社での付き合いより学生時代の友人との付き合いを大事にする人は確かにいるんだけど,そういうのって徐々に薄れていくようにも思います。

あと,例えば20歳にとっての5歳ってものすごく大きな違いだけど,50歳にとっての5歳ってたいした差じゃないのです。特に未成年は同じように学校に行くけど,社会人はいろんな人生を歩むから,同じ歳でも経験はまったく違うし。だから年寄りは年齢の仲間意識はあまりありません。

それから,まぁそうは書いたけど,わたしの場合も大人の集団に子供のわたしが混ぜてもらったわけで,子供の集団に大人が一人混ざるのは,確かに子供の方に抵抗があるのは,わからないでもありません。

等と思いますが,ちょっと発散したのでまとめると,わたしは青春期の若者が年輩の人と遊ぶことは結構得るものは多いと思うよってこと。最初のTwitterの様にあまりしつこく絡まれるのは確かに面倒だ…とは
思いますけどね。
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就職氷河期で減る仕事感の多様性

2011-01-10 22:23:10 | 社会
はてな匿名日記の「就活に失敗して思うこと」を読んで思ったこと。

もうずいぶん長い間就職氷河期といわれていていますが,ここ数年のこういう就職に対する姿勢やはたまたこの日記でもリンクされてる,ノウハウみたいな話がやたらネットで見かけます。

そういうのを見ていてずっと何か違和感を感じていました。一つ一つのノウハウや心構えに対する突っ込みみたいのも感じるんですが,そもそもそういうネットで共有される情報を妄信すること自体の違和感みたいのもありました。でも,今日思ったのは,もう少し根本的な話で,こういう一般論的にノウハウが語られるのは,やっぱり就職の価値観に多様性が無くなっているって事なんだなぁということ。

先日NHKで就活だか就職氷河期だか…そんな話の討論会をやってましたが,そこに出ていた学生もほとんどが大企業に就職したい…という感じでした。一部上場みたいな企業に就職するのが一番みたいな考え方が,今の学生にはあって,そういう一次元な軸で就職先を評価するから,結局,就職のノウハウも一般化されてしまう。みんなが同じ軸で競えば,そりゃ大学受験じゃないけど,有能な順に希望がかなうってことになってしまいます。

でも仕事が自分にとって良いか…っていうのはみんなに共通の軸で評価できるはずが無いですよね。最初にリンクした日記も結局一流企業に入ったけど失敗で,そこからしばらく苦労した,みたいな展開でした。

わたしはわたし自身が,大企業で働いていて,多分上記の価値観を持つ学生からみれば,それこそ勝ち組なんでしょうが,自分自身はそういう理由で就職先を選んだわけではありません。まぁ今みたいに会社がどんどんつぶれる時代は,つぶれそうも無い企業が人気で,そこにいるから,そういう心配をする人の気持ちは分からない…といわれれば反論は出来ないのですが,自分は自分のやりたい仕事をやれる会社に入ったら,そこが大企業だったというだけです。

わたしはバブル時代に就職しましたが,当時の同級生はみんな会社の安定性や大きさで会社は選んでませんでした。結果的に苦労した人しなかった人いろいろいますが,別に大きい会社に入った人が苦労したとは限りません。大きい会社に入ってもうだつが上がらない人もいれば,小さい会社に入って会社はつぶれて転々としていても,何とか食べられたり,いい経験をしてステップアップしてる人もいます。

一つだけいえるのは,我々が仕事をするのは例えば30年くらいですが,その間に情勢が変わらないことなどあり得ないということです。どんなに安定してる会社に入っても30年なにも変わらないって事はあり得ません。だから今のみんなが信じている一つの物差しに乗っかって,わざわざきつい競争をするよりも,自分にあった仕事を見つけるための物差しをしっかり作ってそれで考えたほうがいいんじゃないかなぁと思います。

一つ余談。

先日の高校の同窓会で何人か大きい企業でそれなりに成功してる人がいたのですが,それが別にいわゆるいい大学に行ったわけでも無い人で,なんかバブルの時代って,大量採用があった代わりに,そこでダメになった人もいたけど,大学がたいしたことも無い割りに成功した人も多い。で,そういう人は,それこそ東大とかじゃない分,結構個性的な人となっていい感じなんだよなぁ…ってこと。

就職の物差しが一次元となってると,大企業側も,有名大学の学生が大量に集まるから,そういうところからとる傾向が高まるんだけど,それはそれで面白みの無い新人が増えてる気がします。なにか今の就職氷河期って,買い手市場というけど,あまり買い手側にも幸福な状態になって無いような機がします。
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Twitterはメディアの味方か敵か

2011-01-09 22:45:38 | 社会
小田嶋隆氏が,なぜマスコミ大桃美代子に怒ったのか?を書いていて,ちょっと面白かった。当事者がTwitterで暴露するのは,芸能レポータの仕事が完全に不要になってしまうとか,ネタを選択する特権を奪われるとか,そういう事でした。確かに死活問題といえば死活問題ですね。関係ないけど,最後のモテる男は叩かれない…も笑ったけど,それは本当かなぁ…という印象;-p。

で,実はわたしはこの記事を読む直前に日経トレンディのpodcastで公式Twitterの話で盛り上がってるのを聴いていました。それを聴いているときは,これまでインターネットやブログは,こういうメディアからは敵視されていたけど,日経トレンディという一応雑誌媒体が,Twitterを堂々とやってるわけだから,Twitterはメディアにツールとして使われる様になったという意味では,ネット文化のちょっとした転換点だよな…と思っていました。なので,ちょっと上の小田嶋氏の文を読んだときとは全く逆の印象をもったのでした。

Twitterについてちょっと前にわたしが書いたのは,140文字という制限は文がうまい人と下手な人に,あまり書く文の差を感じさせず,それゆえに,文章力に自信が無い人でも気軽に書けるという利点がある…ということです。ただ一方でTwitterが今急激に一般化してるのは,誰でも書けるということより,有名人が書いていたり,企業が公式な場として利用することにより,そこに有効な情報が集まってきてる…ってこと,そしてうまく行けばその有名人と繋がりがもてる…って事が大きな一因だと思います。

ブログや掲示板と違いTwitterが企業や有名人が使うようになったのは,文字制限というよりは,基本的に「自分のところ」にしか書けないので,炎上する事が起きにくい,それでいて,コメントの相互のつながりはある程度みんなに見える…ということなのでしょう。Twitterのつながりはブログでいうトラックバックに近いのでしょうけど,実際にブログのトラックバックはあまり機能してなくほとんどはコメントでコミュニケーションを行うため,オーナーのブログが炎上するというリスクが高いと思います。

炎上の恐れがなく,自由に意見を発信でき,それでいて,自分に対するコメントも拾うことができる…というメディアがTwitterであり,それ故か,今多くの企業が公式Twitterを設ける方向に行ってます。公式Twitterは企業の広報等が運用することも多いようですが,これまで社内決裁をとり公式文章しか発出してなかった,企業の広報も,これから在り方が変わり,必要な人材も変わっていくのだろうな…と思います。

わたしはTwitterは個人のコミュニケーションツールというよりは,こういう準片方向メディアとして拡がっていくんじゃないかな?という気がします。ただ,現状は公式Twitterが企業や有名人にとって話題づくりとして役に立ってますが,物珍しさがなくなったときにどうなるか?,さらに違ったものが始まったときにどうなるかはわかりません。しばらくはこういう方向なのでしょうね。そうなったときに,やっぱりマスメディアはどうなるのかな?という気はします。
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いい大人の同窓会の面白さ

2011-01-06 00:16:54 | 社会
自分の話。

確か5,6年ほど前だったと思うのですが,高校の(学年)同窓会が再度盛り上がり,年に一度くらい集まって飲み会をやってます。それ以前は,卒業後の4,5年後と更にその後の4,5年後にやりという感じでした。5,6年前から毎年するようになったのは,学校全体の同窓会の幹事をこの年齢のときにするという恒例になっていて,そのために,スタッフとして集められてからですが,それからなんだかんだ盛り上がって,結構続いてます。まぁその前は毎年じゃない分,出席者も多かったのが,毎年になると少なめになってます。まぁそれはそれで良いかと。

わたしは去年は子供が産まれた日と重なったため出席せず,その前は病気明けでだったこともあり,毎年出るという感じでもなく,今年は出れそうだったので出ました。同窓会に出てくるような人だからというのもあるのでしょうが,皆40以上になり,結構大人の付き合いが出来るようになってます。でも会社の飲み会や,大学の同窓会とはやっぱり違っていて面白いなぁと思うことも多いです。

会社は同じ職種だし,大学も専門性が高いところだったので,皆似たような人生を歩んでいるのですが,高校だと企業で働いている人もいれば,役人,自営業,そして政治家やマスコミ関係者までいたりして様々です。しかも年齢的に結構責任がある立場になってる人もいます。

あと,出てくるような女性は結構活発。よく喋るし,本当に楽しんでいる。会社で若い女性が飲み会に出てくると,断れなくて出てくる様な感じが多いけど,この年齢になるとむしろ女性の方が積極的で,飲み会の幹事もそういえば女性でした。あと,バツイチが結構多かったり,で,同窓会で再婚していたりして,ちょっと凄いなぁ…と感じたりもします。わたしはどちらかとすると初婚の新婚ですが,まぁ世間的にはもう二巡目なんだよなぁ…とか(苦笑)。歳を取って同窓生って言うのは火がつきやすいでしょうか。

わたしは東京暮らしだし,田舎は九州…ってこともあるのか,なにか飲み会の流儀も違うなぁと。今回は二次会はカラオケボックスでしたが,ちょっと前はスナックとかに連れて行かれたりして,東京でスナックとか15年くらい前に行ったきりだよ…とか思ったり。

まぁそんなこんなでいろいろ勉強になる同窓会です。地方に住むと,こうなるのかなぁと思ったり。
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適切なモータリゼーションとは

2011-01-05 10:53:02 | 社会
今回の帰省の際に車の利用の仕方について思ったこと。

わたしと嫁の実家は県でいうと隣同士なこともあり,盆や正月に帰省すると両方行きます。特にわたしの実家は,郊外で,車が無いと,若干不便ということもあり,帰省するとレンタカーを借りるパターンを最近はやっております。

今回の帰省は31日に嫁の実家近くでレンタカーを借り,息子と嫁と三人で高速を使って帰り,正月はその車を使って初詣を市内数箇所周り,そして二日に再び嫁の実家に帰る予定でした。ですが,31日に雪で高速が一部止まっているということで,31日の朝レンタカー屋に電話しキャンセル,JRの切符(4枚つづりの回数券,九州は正月も使える回数券がある)を買い,県間の移動はJR,駅から実家まではタクシー,元旦の初詣もタクシー,嫁さんとわたしが再び帰るときも駅までタクシーでした。

結論としては結構良かったです。レンタカーは当日の朝キャンセルしたので,キャンセル料を取られても仕方ない…と思っていたのですが,結局不要。まぁ最近のレンタカーは当日とかでも借りれるので,キャンセルしても何とかなるのだろうけど,ただ今回は天候不順だから,余った車を有効利用できたんだろうか?と思うとレンタカーも結構大変な仕事だなぁと思いました。で,レンタカーは3日分だと2万以上する予定でしたが,JRの二人分往復とタクシー計7回乗って,すべての料金を足しても2万以下,レンタカーでも高速代やガソリン代を足すと2万以上かかるので,結果的に安く上がりました。

加えてタクシーだと駐車場待ちとか無いので移動も早く,初詣は効率よく終わりました。ただタクシーがわたしの田舎だと5キロとか乗っても,2000円行かないので,多分東京だと,こうは行かないとは思います。

余談ですが,わたしの実家は結構市の中心部から外れているんですが,中心部までタクシーだと多分6,7キロくらいかなぁ。そう思うと,市自体が思った以上にコンパクトなのかな?。なんか感覚的にもっと広いように感じていたのですが。

わたしは東京の住まいでは車を持っておらず,たまにレンタカーを借ります。タクシーは,たまに使いますが,あまり使いません。駐車場を借りて車を買って,車検とか保険とかを考えると,レンタカーやタクシーに,月3万以上かけても安いと思ってましたが,タクシーだけで充分お得だなぁ,とおもいました。もっとも実際に田舎に住めば,車は維持費も安いし,ちょっと買い物するにも必須とはなるでしょうが。

今,都心では車を持たずにレンタカーやカーシェアリングをする人が増えてると聞きますが,タクシーの方が更にお得か?と感じました。もっと,書いたように今回のケースの場合だけで,特に都心はタクシーが高いので,相対的にレンタカーの方が得になるんでしょうが。
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子供の写真付の年賀状

2011-01-03 21:40:17 | 社会
紙屋研究所さんが子供の写真付きの年賀状の是非を書いていて,楽しく読みました。楽しくというのは,いろいろ理屈を書いてるけど,結局子供の写真付を出すのね,という親ばかぶりが面白かったからです。

とはいえ,実はわたしも若い頃は,子供の写真付の年賀状をもらって,「別にこんなの欲しくないのに」と思ったことが何度かあります。考えてみたら,別に年賀状の内容に相手の望む内容を書く必要もないので,それはそれで変なことでも無いんですけどね。

そのうち誰かが,子供の写真付の家族写真は,自分達が元気にやっていることをわかりやすく示せるから良いというのを聞いて,なるほどと思い,まぁ別に今はなんとも思いません。わたし自身は,今回自分が書いた年賀状には,親戚や家族ぐるみで付き合いがある相手には,子供が育った様子を示す意味で子供の写真を印刷しましたが,それ以外の人は,普通のイラスト。まぁイラストも自分が描いた絵だから,これも押し付けなんですけどね。

子供の写真が自分の幸せ自慢とかいう批難に対しては,まぁ「子供の写真観たくない」と明言する人に送るのは確かにはばかられますが,それ以前に,じゃぁ幸せ自慢をするのは悪いことか?というと,わたしの思想としては,幸せな人が,そうで無い人に気を使って,幸せじゃないふりをする…ということの方が,更にそうで無い人を馬鹿にしてる…と思ってるので,変に遠慮するのもどうかと思います。ひけらかす必要も無いといえば,そうですが,実際子供が小さい家庭は,子供中心に回るので,子供しか話題が無いといえばそうだったりもします(^^;)。なので別に日常を表現してるともいえます。

…というわけで,わたし自身,まぁ子供の写真付でいいんじゃない?と思ってます。

余談ですが,わたしはネットやSNSに自分の子供を載せてませんが,これは,自慢を控えているというよりは,単純にセキュリティの問題です。あと,なんとなく子供の写真をアップするなら,自分の写真もアップしろよ…とは思ってます(その割りには年賀状は子供だけの写真になってしまいましたが)。でも親と子がセットでアップされれば,なおさらセキュリティ上大丈夫かな?という思います。この辺は,特定の人しか観れないようなSNSとかだったらまぁ,大丈夫なんでしょうけど。
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ネットという居場所

2010-12-30 22:49:48 | 社会
昨日ははっきり書かなかったのですが,わたしが発言力を得たいと思って若い頃に結構エネルギーを使ったのにインターネットがあります。といってもまだインターネットという言葉が無い頃,ネットニュースとMLリストが主な場でした。Webも無くて,自分のページを作るというのも無かったので,一日に数十通投稿するという感じでした。

今日とあるTwitterで「居場所を作るコストがネットの時代になって下がった」というつぶやきを見,あぁーそうだよなと思いました。わたし自身,学生時代は居場所を得るために,バイク屋とか楽器屋に入り浸ったりしていたのですが,就職して上京したときに,そういう場が無くなり,どうやって新規に居場所を探すか?と悩んでいたときに,ネットに出会い,そこで多くの知り合いを作りました。田舎と違い,東京は一つの趣味でもあらゆる場があり,結構探すのが大変だと思ってましたが,結果的にネット上に居場所を見つけたので,お店などの現実の場を探すことをせずに済んだというか,逆に,やりそこなったという気もしてます。

というのは,ネット上の居場所というのは確かにコストが安い。お店で常連になり居場所を得るのに比べれば遥かに低価格で出来ます。時間をどれくらいとられるかは…まぁ微妙なのでなんともいえませんが。

ただ,わたしの経験だと20年ネットをやってきて思ったのは,ネット上の居場所というのは移り変わっていきます。ネットニュースもMLも今は趣味の居場所としてはほとんど滅んでます。MLの後に掲示板に居場所を求めたり,mixiに居場所を求めたりして,それなりに場所として機能した時期もありますが,やっぱりピークをすぎれば,ゴーストタウンの様になっていきます。

もちろん,現実の社会の居場所,例えばお店とかでも時間が経てば廃れるでしょうし,サークルみたいなものもそうでしょう。ただ経験かするとネットの方が時間間隔が短い気がします。時間間隔が短いということは,世代のつながりが起こりにくいともいえます。わたしが盛んにオフ会とかをやっていたMLは,掲示板やSNSに移らなかったので,結局その人達が家庭をもって,活動をしなくなると,新しい人たちも入ってこず,開店休業状態になってます。まぁいくつかのところはたまに飲み会くらいはやってますが,新しいメンバーは入ってきません。お店とかを中心に場が出来る場合は,もう少し10年や20年単位では続くのではないか?という気もします。

個人的にはネットを居場所として,そこで発言力を維持するのには,場を転々としていく必要があり,その移動にはかなりのエネルギーを必要とすることから,歳を取ってからは続けられず,そういう意味で,ちょっと自分の居場所としてよりどころにするには,辛いな…とも思ってます。
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就活事情と世代の幸せ

2010-12-26 09:12:46 | 社会
昨夜NHKで就職の大変さを議論する番組をやっていて,荒れそうだなと思っていたので,見てなかったのだけど,最後の30分くらいを見たら,割りと荒れてなかった。というか就活中の学生が顔出しだと,荒れようがないか(苦笑)。目をつけられたら困るしね。

いろいろ思ったけど,とにかく就職というのは時代も違うし,事情も違うし,その時代の手順がまったく違っていて,自分の経験は当てにならないなぁと思った。今の若者はネットの情報に頼りすぎてると感じたけど,じゃぁ自分達が,学校経由の情報以外を積極的に開拓したか?というと,そうじゃないし。もちろん今は採用側の事情はわかるのだけど,それもとある大企業の事情がわかるだけだし。就職を広い視点で,もっとも客観的にみてる人っていうのはどの辺の人なんだろうか?。就職コンサルタントとかジャーナリストとかもそうじゃないような気もする。

そういう意味ではちゃんと語れる人はいないのだろうけど,でも,語れる必要も無いのだろう。就職はマスとか統計ではなく,ここの事情の問題の様な気がする。

今の就活の大変さを学生は語っていたけど,ふと思ったのだけど,世代,時代による損得ってあるのでしょうか?。いや,あるとは思います。バブルの頃は就職が楽だったとか,戦時中は生きていくのも大変だった…とか考えるとあるよね。でもとある時代を切り取ってみると,就職が楽な時代はみんな楽だし,辛い時代はみんな辛い。世代間では損得はあっても,同世代は同じ条件だから,同世代同士が競争をすることについては,どの時代もそれなりに大変な気もする。仕事って就職してからじゃなくて,その後何十年も続く人生だから,就職が楽に出来たからって,その後いい人生を歩んでいるとは限らない。逆にあの頃は良かった…とずっと思ってるかもしれないし。

戦後だって焼け野原で,仕事も無かったり,ものすごいインフレで,大変だったんだろうけど,結果的に当時家とか買った人は借金がなくなっていたり,今も年金もらえたり,会社がうまくいった人は,経営者になっていたり,美味しい結果になってる人もいるわけで,苦しい時代をうまく切り抜けると,最終的には良かった人生もあるよなぁと思う。

もちろん,今,大変なのは理解してますが。
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