ドイツ・スイス・フランス旅行の行程は こちらです。
旅の始まりはこちらです。
2008 ドイツ・スイス・フランス目次
1ドイツライン河畔ヴィスバーデン 2 ドイツ ライン河下り 3 ドイツハイデルベルグ
4 ドイツ ローテンブルグⅠ 5 ドイツ ローテンブルグⅡ 6 ロマンチック街道フッセン
7ドイツ ノイシュバンシュタイン城 城内部 8 スイス グリンデルワルド
9スイスアルプス・ユングフラウヨッホ 10 ローザンヌからパリ
11 フランスエッフェル塔・ルーブル美術館 12 モンマルトルの丘・サクレクール寺院
13 パリ セーヌ川クルーズ・フランス料理 14 パリ ブローニューの森・帰国
9月22日(月)
セーヌ川クルーズ・バトーパリジャン
もうすぐ、7時半。
バトー・パリジャンの乗り場には、たくさんの観光客が
集まってきました。
私たちも並びましたが、ほとんどが外国人の方。。
日本の方は見当たりません。
でも、これも外国へ来たって感じがしていいかな~。
時刻どおりに出航。よかった遅れなくて。。
私たちは、船室の一番前、ガラス窓から両サイドが
見える席に座りました。
と、フランス人らしい若いカップルが来て、
男の子の方が
「パードン。。○×▽×:▲;*○△~?」
フランス語なので、全然わかりませんが
どうも、席を一つずれて下さいと言っている様。
「OK~!」と、一つずつずれてあげたら、
「メルシー」と二人ともにっこり。
私の横に座ったお嬢さんは、本当にお人形のように
可愛い女の子。透き通るような肌に愛くるしい目。。
二人仲良く、それぞれ持ったパンフレットを見ながら
楽しそうに話しています。
あれ。。こんなパンフレットがあったんだ。。と見ていたら、
それに気づいた女の子が、私に自分の分のパンフレットをくれました。
え。。いいの。。?という様に見たら、にっこり。
「メルシー、ボク」
これが、そのパンフレットです。
たった一枚のパンフレットですが、でも。。
この一枚のパンフレットが私たちに
温かく優しいクルーズの思い出を残してくれました。
さて、セーヌ川クルーズの方は。。
パリ万国博覧会のメイン会場となったグラン・パレです。
すごくゴージャスな橋が見えてきました~。
これは、アレクサンダー3世橋、ロシアの皇帝から
寄贈された橋だそうです。
夜の7時半過ぎ。。ようやく空の色が
夕暮れ色にかわりつつあります。
こちらはオルセー美術館。ミレーの「晩鐘」の他、
ゴッホ、ルノワール、モネなどの作品がある美術館。
ここも行ってみたいな~。。
そして、パリの街のライトアップも始まりました~。
左岸。。これはサマリテーヌというデパート。
有名な博物館かと思いました。
パリは、どんな建物も芸術的で、一つ一つに感動します。
もうすぐ、船がUターンするというので、
船室を離れて、デッキに上がってみることにしました。
空の色がどんどん変わり、あっという間に茜色の空に。
橋の向こうに見えているのは、ノートルダム寺院です。
ここで、船はUターン。
ノートルダム寺院のあるシテ島をぐるっと周ります。
空は茜色から薄紫へ。。
橋の下をくぐる瞬間、
突然、橋のライトアップが始まって、みんなわ~っと感激。
空は、だんだん濃い紫色に変わります。
ナポレオンのお墓があるアンバリッドも、
ライトアップされて綺麗~。
そして、8時半近く、クルージングが終る頃夜のとばりがおり、
黄色い星☆の輪で前面を飾られた、青くきらめくエッフェル塔が
見えてきました。
至る所から、わ~っと感嘆の声が沸きあがります。
セーヌ川の水面にも、エッフェル塔の光が揺れ、
皆を光と水の世界の中に惹き込んでいきます。
1分遅れで前の便に乗れなかった事を残念に思っていましたが、
こうなると、よかったね~遅れて。。
ライトアップされた夜のセーヌ川クルーズを見ることができ、
パリ最後の夜の素敵な思い出ができました。
でもでも、残念ながらこのエッフェル塔をゆっくりと
眺めながら歩いている暇はありません。
船を一番に下りると、タクシー乗り場めがけてダッシュ。
タイミングよくタクシーにすぐ乗ることができ、
なんとか9時前にレストランに到着できそうです。
フランス料理・Makoto Aoki
このお店は、インターネットで見つけて、一度行ってみたいと
思っていたアオキマコトさんのお店。
おいしいフランス料理は食べたいし、
でもフランス語はわからないし。。で、ここだと決めた、
ドイツのフッセンから電話で予約を入れたあのお店です。
シャンゼリゼ通りから北へ5分ほどの所にあるこのお店は
冷静と情熱の間の辻仁成さんお気に入りのお店でもあるようです。
タクシーの運転手さんに名前と住所を書いた紙を見せて
レストランと伝えると、すぐにわかってくれました。
お店はピンクの濃淡の可愛いお店。
明るくて、居心地よさそうな店内です。
「こんばんは~」と入っていくと、日本人女性の方が
対応してくださいました。
シェフのお姉さんだそうです。姉弟でお店をされているんですね。
シェフのアオキマコトさんは、ミシュラン・ガイドでも
高い評価を受けたパリの「オー・ルベル」の元シェフなんですよ。
2006年、パリに念願の自分のお店を開かれたそうです。
メニューもちゃんと日本語でも書いてあるし、
ワインのセレクトなど、お姉さんが色々な相談にのってくださいます。
お客さんもフランス人の方、日本人の方、半々くらいでした。
これはアラカルトのメニュー。
私たちは40ユーローのコースを頂きました。
9月では6000円位、今だったら5000円位ですね。
まずは、アミューズ。
一口食べて、二人して、おいしい~
選んでいただいた白ワインで乾杯です~。
こちらは季節の野菜のマリネ。
色々なお野菜がその風味をちゃんと残しつつ
お料理自体の味付けが文句なく最高~。
お野菜、こんなに美味しく食べた事ないね~と感激でした。
ポタージュスープも、濃厚で生クリームが効いていて
おいしかった~。
そして、辻仁成さんも絶賛というリゾット。
小鳩のローストとのセレクトですが、二人ともリゾットです。
今日のリゾットは海老やシーフードとお野菜のリゾット。
リゾットって、今までそんなに好きではなかったのですが、
これは、ちょうどいいお米の感じ、味付け、シーフードもいっぱいで。。
たしかに絶品でした。
そしてデザート。
ラム酒風味のスポンジケーキ・チーズ・アイスクリームから
一つ選べるのですが、二人ともアイスクリーム。
アイスクリームを囲んだフルーツが豪華で可愛くて、
食べてしまうのがもったいないです。
もう、本当においしいフランス料理を、本場のパリで、
しかもリーズナブルにいただけて、最高の思い出ができました。
ありがとうございました~。
Makoto Aoki
19 rue Jean Mermez, 75008
TEL 01 43 59 29 24
日曜、定休
幸せな気分で、シャンゼリゼ通りからタクシーに乗って
ホテルへ帰ります。
タクシーから見た、シャンゼリゼ通り。
お店はもう閉まってますが、ライトアップが綺麗です。
そして、凱旋門。。
凱旋門を越えたら、ホテルはもうすぐ。
夜の11時になってしまいましたが、予定は全てクリアー。
頑張りました~。でも、あ~あ、疲れた~。
なんと、今日歩いた歩数。。。2万歩でした。
そして。。、楽しかった旅行もこれで終わり。。
明日はいよいよ帰国です。
でも、旅は家にかえるまでということで
あと、もう1章帰国編にお付き合い下さいね。
次は、いよいよ最終章、
(14 パリ ブローニューの森・帰国へ続きます。)
そんなお店で食べられるなんてステキ☆
日本語のメニューがあるとやっぱり心強いですよね。
フリータイムも満喫されてたんぽぽさんご夫妻すごいです!
しかし一日で2万歩はすごいですね、夜は足がじーんと
しびれたりしませんでしたか?
水上からの素敵な景色に行ってみたかった素晴らしい
レストランと思い出に残る一日になりましたね☆
可愛いお嬢さんにもメルシーボク(笑)
メルシーワタシじゃないんですね(ってすみません・・・)
すっかり忘れてました。
じゃ、中山美穂さんもいっしょだったのかな~。
そんなふうに考えると楽しいですね。
フリータイムは自由にできるので楽しいですね。
でも、まったくの個人旅行は、ちょっと自信がなくて。。
もうちょっと早く歩けばよかった。。とか、
ホテルをもう少し早く出ていたら。。とか。。
でも、おかげで夜のクルーズが見れて、
降りるときは、遅れてよかったね~って。
もう勝手なもんです。
一日で2万歩は、かなりきつかったです。
寝る前には、主人も私も持参したシップを貼って。。
シップは今回大活躍でした。
それだけ、よく歩いたってことかな~。
>可愛いお嬢さんに、メルシーワタシ。
くまこさんに、座布団1枚持ってきて~。
本当に芸術的ですね。
空の変化、色での表現
実際見ているような
気がしました。
絶品のお料理まで目にしているよう
たんぽぽさんの表現力に
ほんと楽しませてもらいました。
ハプニングも良いほうに…♪
それにしてもやっぱり旅慣れてられるわぁ
言葉の通じないパリを
2万歩も歩かれるなんて凄いです
フりータイムをこんなに充実した時間を
過ごされたなんてさすがたんぽぽさんですよ~♪
辻仁成さんのレストランを予約されてたんですね
ミポリンのご主人様のレストランは
パリ最後の夜にふさわしい晩餐でしたね (*^。^*)
昔も今も変わらないパリと新しいパリの姿、堪能させていただきました。
素敵なレストランでのお食事、ほんとどれも美味しそうで、いいなぁ・・・ってうらやましく思いましたよ!!
旦那様と本当に素敵な旅をされましたね。
たんぽぽさん、もう次の旅を考えていらっしゃるのではありませんか・・・?
でも、クルーズの時の空の色が
刻々と変わっていったのがすごく綺麗で
うまく伝わればいいな~と思っていたので
そう言ってもらえてとてもうれしいです。
フランスの建造物は、お店やデパートまでが
芸術的で、びっくりです。
ほんとラッキーでした。
健康であることの大切さや
歩けることのありがたさも感じています。
いつまでも、健康で歩けるように、
日々努力しないといけないのに。。
それが、なかなかできてないのですが。。
辻仁成さんのお気に入りのレストランだったん
ですよ。
ちょっとわかりにくかったですね。
ブログ、少し直しておきました。
パリ最後の晩餐、ほんと、いい思い出になりました。
きっと、パリは、10年後、20年後に来ても、
きっと街並みは、あんまり変わってないでしょうね。
ここでのお食事が、この旅行で一番美味しかったです。あとは、ウインナーばっかりで。。
また、海外にも行きたいですが。。。
とりあえず、お正月は家族5人で温泉へ
行ってきます。