京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

母米寿の祝い

2013-01-13 09:30:00 | 家族

 1月3日 

お正月の3日、母の米寿のお祝いの会を、
京都ホテルオークラで行いました。 

うちの家族と弟の家族、それぞれ全員に参加してほしくて。。

皆の都合を聞きつつ、皆にも都合をつけてもらって、
全員参加ということになった米寿のお祝いの会。

母も全員が参加してくれる。。しかも、新しいファミリー(曾孫)も
来てくれると聞いて、とっても喜んでいました。

ホテルオークラロビー

お正月のホテルのロビーは、華やかです。

少し早目にホテルに着いた私達は、このお月飾りの前で
なーちゃんも入れて、総勢13名で記念写真を撮りました。 

 

自分の為に集まってくれた皆に囲まれて、嬉しそうな母、
素敵な記念写真が出来ました。

入舟さん

そして、6階の京料理のお店入舟さんへ、皆で大移動。

この入舟さんは、新年会などで何度か使わせて貰った事があるお店。

         京都ホテルオオクラ入舟


母のお祝いの会をどこでしようかな。。
母にはテーブル席がいいし、なーちゃんには畳の間がいいし。。と考えている時、


ふと、入舟さんに、畳の間でテーブル席がある事を思い出したのでした。

お店の方が笑顔でお迎えして下さいます。

お願いしていた通り、畳の間のテーブル席。
お祝いの会らしい華やかな雰囲気で、よかった~。

この日はお天気がよくて、大きな窓から見える景色も綺麗でした。

母には、この景色が目の前に見える席に座ってもらいました。
 

 お正月飾りも、目出度さを惹きたててくれています。

それに、なんと、びっくりしたことに、
なーちゃん用に、ちゃんと小さな寝床を敷いて下さっていたのです。

赤ちゃんがいる事は伝えたけど、こんな心遣いまでして頂けるなんて。。
年初めから、とっても嬉しい気分になりました。

 

米寿の会の始まり

弟に乾杯の音頭を頼んで、米寿のお祝いの会の始まりです。

私達夫婦、長男夫婦、次男夫婦、弟夫婦に子供達3人、

皆に、おめでとう~おめでとう~と言われて嬉しそうな母。

本当に元気でこの日が迎えられて、よかったな~って思います。

 

昨年の11月、父の27回忌をしましたが、

      父の27回忌 

もしも、父が生きていたら、母より一つ年上だったので
昨年が父の88歳の米寿の祝いの会のはずでした。。

それが、61歳という若さで亡くなった為、
米寿を祝うはずの年が27回忌になってしまっていたのです。

その父の分までも、母の米寿は、きちんとした形でお祝いして
あげたかった。。

父も、どこかで一緒に祝ってくれているような気がしていました。

いや。。

「おまえ、ええな~。わしも祝ってほしかったわ。。」

なんて、ぼそっと言いながら覗いているかもね。

 

お料理

お料理は、京会席。

先付はごま豆腐に白子、柚子味噌がかかっています。
白子、やっぱり濃厚で美味しい~。
お雑煮に入っていた帆立真丈も、とっても美味しかったです。

 

皆も、母も、美味しいね~と言ってくれたので、
お店を選んだ私としては、よかったと。。とほっとです。

八寸もおめでたい雰囲気満載。

あつ焼き卵には、寿の文字焼きつけられていました。  
こういうさりげない心遣いは、本当に嬉しいものですね。

お料理は、ゆっくりと出てきたのですが、

途中で母にお祝いの品物をあげて、その都度写真撮影会を催したり、

この日、母とともに人気を二分したなーちゃんを、
皆が交代で抱っこして、これまた撮影会をしたりするものだから、

なかなか食べている暇がなくて。。

それでも、私達のペースで、ゆっくりとお祝いの席を楽しませて頂きました。

 

 お祝いの品

実は、88歳のお祝いの品は、私達夫婦も、弟夫婦も
もう、半年以上前に渡していました。

私達からは、いっしょにデパートに行った時に母が気にいったウィッグ、
フォンテーヌをあげていました。

       フォンテーヌ

ちょうどその頃、母のテレビの調子が悪くなったので、
弟達は、母に新しい大型テレビを買ってあげていました。

 

 今も大活躍中のテレビです。

でも、この日、せっかくのお祝いの会だから何かあげたいな。。と思って、
私は洋服をプレゼント。

洋服のプレゼントは難しいけれど、いっしょにデパートに行って、
母が気に入った服なので問題なしです。

 

それと、ここ5年間の思い出アルバムを作って渡しました。

5年間で、母といっしょに行った旅行18回。
日帰り温泉17回、その他のお出かけ20回ほどを、
400枚の写真にまとめて。。
 

実はこのアルバム作り、日付けや行き先を調べてシールを作ったり、
                (この時、ブログが大活躍しました~。

色々な写真を組み合わせて一つにしてからプリントアウトにしたりと
年末の時期でもあって、結構大変だったのです。

最後の仕上げは、なんと元旦の夜
主人もアルバムに写真を入れるのを手伝ってくれたんですよ~。

 

長男夫婦もお祝いの品を持ってきてくれていました。

とっても素敵な、赤いきりこの一輪ざし花瓶。

88歳のお祝いの記念品として、いつまでも残りそうで
素敵なプレゼントだなって思いました。

 

 次男夫婦からは、柔らかい革のお財布。

何にしようかと二人が悩んで悩んで決めたプレゼントです。

小銭入れがぱかっと開いて、とっても使いやすそうな財布。

プレゼントを大事そうに持って、長男夫婦となーちゃん、
次男夫婦といっしょに記念写真を撮った母。

母の最高の笑顔が見えましたよ。

 

そして、姪っ子からも、自筆の絵画のプレゼント。

身内ながら、色彩が鮮やかで、とっても素敵な絵だと思います。
 

 母も、自分で描いたの?って感心していました。

 

お祝いの花束 

そして、最後は、皆からの花束を5人の孫達で渡してもらいました。

5人の孫達。。

母がいたからこそ、繋がってきたそれぞれの命です。

 

うちの息子達には、また、命が繋がって、
長男には、なーちゃんが生まれ、
今度は、次男の所にも、新しい命が生まれようとしています。

そして、いつか、弟の子供達も結婚して、
新しい命のリレーをしていくことでしょう。
 

 5人の孫たちに囲まれて幸せそうな母。


花束は、ホテルオークラの花屋さんに頼んでおいて
入舟さんに届けて貰いました。 

「おばあちゃん、88歳おめでとう」の言葉も添えて、

とっても華やかに作って下さいました~。

母からのお返し

そして、最後は、サプライズ。(と言っても、私は知っていますが。。

皆への、母からのお返しです。

男の人には、カード入れとしても使える名刺入れ。

女の人には、サマンサタバサの小銭入れ。
これも、カード入れとしても使えます。

それぞれ、母と二人、先日デパートに探しに行って、
見つけてきたものでした。

みんな、こんなお返しがあるとは知らずびっくり。
サプライズは、大成功でした。


これからも元気でね。

日本人女性の平均寿命は86歳と言われています。

88歳は平均寿命よりもほんの少し上なだけだけど、
元気でこの日を迎える事のできる人っていうのは、
案外少ないんじゃないかな。。って思います。

実際父も、主人の両親も、弟のお嫁さんのご両親も。。
みんな米寿を迎える事はできませんでした。
 

これからも、元気で皆の分も頑張ってほしいと思っています。

皆のおかげで、こんなに素敵な米寿のお祝いの会ができたこと
感謝しています。

本当に、皆に、祝ってもらえてよかったね、お母さん。
これからも、元気で長生きしてね。

 

 

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