京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

渥美半島3 角上楼

2012-09-09 12:00:00 |  国内旅行

9月8日からハワイに行っている次男夫婦から写真が送られてきました。

宿泊先のカハラホテルのバルコニーからの写真。
スカイブルーの空、青いグラデュエーションの海。

常夏の島、ハワイ。。いいな~。


お天気にも恵まれ、楽しい時をすごしている様子の二人、よかったです。
                                       (9.11)

                     


   渥美半島1 昼食うおすみ    2 かき氷かわぐち
      3 和味の宿 角上楼     4常滑焼祭り

 

 旅の始まりは こちら   渥美半島1昼食うおすみ

                   渥美半島2かき氷かわぐち の続きです。

       

和味の宿 角上楼(かくじょうろう) 

さて、私達は、渥美半島の南国チックなフェニックス通りを通って、
本日のお宿、角上楼に到着です。

 
この宿は、なんと、開業が昭和元年だとか。。
という事は、うちの母と同い年。

母と同じ年だけここで、色々な人を癒し続けてきた旅館なんですね。

初め見た時は、小さな旅館かな。。と思ったのですが、
なんのなんの、敷地1000坪という大きな旅館でした。

 

宮大工が技の限りを尽くして建てたという旅館。

当時の姿をそのまま残しつつ、中は和モダンに。

 

中庭のお手入れも行き届いていて、
緑が旅の疲れを癒してくれます。

ここは本館と別館があるのですが、

本館は本当に昭和レトロなかんじ。

温かい行燈の光が、心を和ませてくれます。


この洗面台なんて、本当に懐かしい感じですよね。
これって、実際に使えるんですよ~。
 

こちらは、なんとも年代を感じる懐かしい電話。

これは、今は使われていませんけどね。 

すべてが郷愁たっぷりでノスタルジックな旅館に、
母も、懐かしそうに目を細めていました。

 

 本館・萩の間

今回、私達が泊まったお部屋は、本館の萩の間。 

87歳の母といっしょです。と旅館に伝えたら、

当館にはエレベータがないので、階段を昇っていく別館より
本館の萩の間をと勧めて下さいました。

このお部屋も、昭和のレトロ感いっぱい。

 

この部屋は、ずいぶん前ですが、釣りバカ日誌の映画の撮影にも
使われた部屋だそうですよ。

へぇ~ってびっくり。


そして、このお部屋を頼んだのには、もう一つ理由があります。

それは、お部屋に大きな露天風呂がついている事。
本当にゆったりとした、広い露天風呂。

脱衣場や洗い場までもが別についているんですよ。

これだったら、階段を昇って、大浴場に行かなくてもいいし、
母もゆったりと自分だけのバスタイムを楽しめると思ったのですが。。

やっぱり、大浴場にも行ってみたい。。と母。
ま、そりゃ、そうだよね。

ちょうどこのお風呂のお湯の温度がちょっと熱かったので、
少し冷ますことにして、

その間に大浴場の方へ行ってみることにしました。

 大浴場へ

大浴場は別館の方にあるので、お庭を歩いて、階段を昇っていかなければ
なりません。

でも、お庭も風流な作りなので、景色を楽しめます。

母も杖をついて、ゆっくり、ゆっくり1歩ずつ歩いて、
両手で手すりを握って階段を昇り。。 

 ようやく大浴場に到着しました。

あかねの湯

こちらは女性専用の大浴場あかねの湯。

大浴場というほど大きくもないけれど、
でも、なんと母の二人の貸し切り状態でした。 

誰もいないっていうのが嬉しいよね~なんて、
誰に気がねもなくゆっくり、足を延ばして湯船につかります。

湯上がり処

二人だけでゆっくりお湯につかってあがってきたら、
主人は、湯上がり処のロッキングチェアで揺られていました。

 お洒落で、それでいて温かな感じのする湯上がり処です。

そして、この旅館のサービス。

お風呂上がりのビールです。 これっていいね~。

おつまみもついて。。

いや~、湯上がりのビールは身にしみて最高です。

夕御飯

渡り廊下を通って、お食事処へ向います。

大きな松の木の後ろ、2階の部屋が萩の間ですよ~。  

私達二人は、 伊良湖産の地魚のみを使った天然地魚コース。

母は、量的にあまり食べれないので、厳選小食地魚コース。
こちらは、お勧めの素材重視のコースだそうです。

ごま豆腐の先付から始まって、前菜は季節の盛り合わせ。

 

 お造りは、私達が伊勢海老、鯛、ヒラマサ、鯵、平貝。。

 母は、伊勢海老と鯛の他になんと河豚が出てきました~。


ワサビは自分たちですって、おろしたてのワサビをつけて食べます。
ワサビおろしは、主人担当。
手が疲れる~とか言いつつ、子供みたいに嬉しそうにおろしていました。 

 

椀物は大アサリ真じょう。やっぱり、大アサリは出てきますよね~。

焼き物は渥美牛の石焼。
このお肉、すごく柔らかくて本当に美味しかったです。

お肉があんまり好きではない私が、美味しい~美味しい~
言うので、主人も母もびっくりしていた位。

もう、お腹一杯なのに、なんと次に出てきたのは鯛の姿煮。

うわ~、すごい。。と言いつつ、皆でつついて完食。
美味しかったです。

母の酢のものは、渡り蟹。 私達は絹もずくかな。。

そして、このあと、鰈の揚げ物が出てきましたが、
さすがにお腹いっぱい。。

 

御飯に赤だし、お漬物、

デザートには、果物と、あんみつ、プリンまでついてきます。

プリンは、お持ち帰りで、また、あとで頂くことにしました。

美味しいお魚三昧、満足満足の夕御飯でした。
本当に、おなかいっぱいです。。

 

マイ露天風呂

夜のお風呂は、もちろんお部屋のマイ露天風呂です。

オレンジ色の灯りが灯って素敵~。

主人は一人でゆったりと、

私と母はいっしょに、色々な話をしながら入りました。

さすがに夜になると空気も少しひんやりして、
その分、ゆっくりとお湯につかる事もできました。

こんなお風呂が家にあったらいいのにね~。。

皆思うことはいっしょ。
ほんと、そう思うけど、造る場所が、家にはまずありませんよね。。 

 

さて、楽しい一日が終わり、
明日は、知多半島の常滑焼(とこなめやき)祭りを見に行きます。

では、お休みなさい~。

 

     (渥美半島4 常滑祭りに続きます。)

 

 

 

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