旅サラダという番組が好きで、毎週土曜日の朝は楽しみにしている。
日本各地の温泉を紹介したり、海外の色々なスポットを
美しい映像と、素敵なコメントで紹介していく旅番組だ。
出演者やゲスト達のおしゃべりも、気取ってなくて楽しい。
そのレギュラー出演者の一人に向井亜紀さんがいる。
私もこの番組で知ったタレントさんなのだが、
プロレスラーの高田氏と結婚をして、その後、子宮癌で子宮を全摘。
それでも、高田氏のDNAを残したいと渡米、代理母出産を決意した。
一度目の代理母出産は失敗、二度目でようやく双子の子供を得た人だ。
今も自分自身の腎盂炎や卵巣膿腫といった病気と戦いつつ、
双子の子育てをされているのだが、
今の日本の法律では代理母出産による子供は実子と認められず、
実の親子関係であるにも関わらず、未だに役所に出生届けを
受理してもらえない状況が続いているのだ。
番組の中で明るく笑い、無邪気に話す彼女の姿
からは
そんな辛く大変な思いの彼女は全く見えてこない。
母になる為、色々な困難や中傷を乗り越え、
ただ真っ直ぐ突き進む強さが、
あの華奢な体のどこにあるのだろうかと思いつつ、
単純に、一日も早く戸籍上の親子になれたらいいのにと
私は思っていた。
しかし、夫妻の出生届け受理を品川区に求める裁判の
最高裁判定が23日下され、
代理母出産は親子関係を認めずということに決定。
向井夫妻の出生届けは受理されることがなくなってしまった。
確かに代理母出産には、色々な問題があるのだろう。
生命誕生の神秘にどこまで関わっていいのかという問題。
人の体を他人の生殖の為に用いることの人道的な問題。
お金の授受が絡んだ代理母斡旋業が現れないかという危惧。
また、多くの費用を要する代理母出産は、
お金のある人にはそのチャンスを与えるが、
お金の無い人にはそのチャンスがないという事にもなる。
難しい事を考えていけば、だんだん分からなくなってしまうのだが
実際は海外で何組みもの夫婦が、代理母による出産をし、
その事実を明かさずに実子として出生届を提出、
認められている場合もあるらしい。
有名人が故に、隠す事もせず、真正面から代理母出産に挑んだ
彼女達に戸籍上の親子関係が認められなかったのは、
なんだか残念な気がしてならない。
色んな経緯はあっても、
それでも生まれてきた命のこれからの幸せを
まず第一に考えてあげて欲しい気がする。
色々な問題を解決し、医師の倫理観や考えの方向性を定め
法律を整備し。。と代理母出産はまだまだ
これから時間のかかる問題であると思うが、
誰かが真正面から向き合って、声を上げなければ
その話し合いさえ行われなかっただろう。
代理母出産という問題に一石を投じた向井さんに
これからも頑張って~と
私は陰ながら応援したいなと思っている。
日本各地の温泉を紹介したり、海外の色々なスポットを
美しい映像と、素敵なコメントで紹介していく旅番組だ。
出演者やゲスト達のおしゃべりも、気取ってなくて楽しい。

そのレギュラー出演者の一人に向井亜紀さんがいる。
私もこの番組で知ったタレントさんなのだが、
プロレスラーの高田氏と結婚をして、その後、子宮癌で子宮を全摘。
それでも、高田氏のDNAを残したいと渡米、代理母出産を決意した。
一度目の代理母出産は失敗、二度目でようやく双子の子供を得た人だ。
今も自分自身の腎盂炎や卵巣膿腫といった病気と戦いつつ、
双子の子育てをされているのだが、
今の日本の法律では代理母出産による子供は実子と認められず、
実の親子関係であるにも関わらず、未だに役所に出生届けを
受理してもらえない状況が続いているのだ。

番組の中で明るく笑い、無邪気に話す彼女の姿

そんな辛く大変な思いの彼女は全く見えてこない。
母になる為、色々な困難や中傷を乗り越え、
ただ真っ直ぐ突き進む強さが、
あの華奢な体のどこにあるのだろうかと思いつつ、
単純に、一日も早く戸籍上の親子になれたらいいのにと
私は思っていた。
しかし、夫妻の出生届け受理を品川区に求める裁判の
最高裁判定が23日下され、
代理母出産は親子関係を認めずということに決定。
向井夫妻の出生届けは受理されることがなくなってしまった。

確かに代理母出産には、色々な問題があるのだろう。
生命誕生の神秘にどこまで関わっていいのかという問題。
人の体を他人の生殖の為に用いることの人道的な問題。
お金の授受が絡んだ代理母斡旋業が現れないかという危惧。
また、多くの費用を要する代理母出産は、
お金のある人にはそのチャンスを与えるが、
お金の無い人にはそのチャンスがないという事にもなる。
難しい事を考えていけば、だんだん分からなくなってしまうのだが
実際は海外で何組みもの夫婦が、代理母による出産をし、
その事実を明かさずに実子として出生届を提出、
認められている場合もあるらしい。
有名人が故に、隠す事もせず、真正面から代理母出産に挑んだ
彼女達に戸籍上の親子関係が認められなかったのは、
なんだか残念な気がしてならない。
色んな経緯はあっても、
それでも生まれてきた命のこれからの幸せを

まず第一に考えてあげて欲しい気がする。
色々な問題を解決し、医師の倫理観や考えの方向性を定め
法律を整備し。。と代理母出産はまだまだ
これから時間のかかる問題であると思うが、
誰かが真正面から向き合って、声を上げなければ
その話し合いさえ行われなかっただろう。
代理母出産という問題に一石を投じた向井さんに
これからも頑張って~と
私は陰ながら応援したいなと思っている。
