タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
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ヤマエンゴサク

2011年05月08日 | 日記
ヤマエンゴサクは、ケマンソウ科キケマン属の多年草。
湿っぽい山野やその周辺に生えます。
類似種にジロボウエンゴサクがあります。
ほとんど見分けがつきませんが、苞(ほう)の形で区別できます。
苞(ほう)とは花の根もとに着いている葉のことです。苞葉ともいいます。
もともとは蕾を包んでいたのですが、開花してからも花の近くに残ります。




ちなみに、タロボウはスミレのことだそうです。
他に、エゾエンゴサクもありますが、見たことはありません。




ヤマエンゴサクの苞には、蛙の手のような切れ込みがあります。



ジロボウエンゴサクの苞は丸っぽいです。