タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
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阿蘇山(コミスポくすのき5月の登山)③

2007年06月02日 | 日記
根子岳

高岳東峰から根子岳を望みました。本当に人の顔のようです。額に目に鼻と口、顎まであります。東峰からの縦走は危険な場所があり一般登山客には無理みたいです。

高岳頂上へ

東峰で昼食休憩をした後、後戻りをして、高岳頂上に向かいました。頂上に近づくにつれ、木や草はほとんど見られなくなります。そして、火山ガスの臭いが強くなります。硫黄や二酸化硫黄、硫化水素などが刺激するので喘息のある方は無理かも知れませんね。

高岳頂上


高岳は阿蘇五岳の最高峰です。頂上はあまり広くありませんが、頂上の標識と三角点があります。まわりに木々がないので見晴らしは抜群です。しかし、黄砂の影響でかえすがえす残念でした。

中岳へ


高岳頂上で記念写真を撮ると早々に中岳を目指しました。中岳へ近づくにつれ火山ガスの刺激臭はますます強くなります。ほとんど草や木が生えていないのはそのためでしょう。毒ガスが発生したときは登山禁止となり、ロープウェイも止まります。たくさん人が集まっている小高い丘のように見えるところが中岳の頂上です。

中岳頂上


中岳頂上は大変狭く、人ですし詰め状態になっていました。ここからは、中岳火口の噴煙がよく見えます。これから東火口展望台に向かい、火口のすぐ側を通って、ロープウェイの駅に向かいます。

中岳火口


火口を見物した後に下山を開始しました。ロープウェイの駅でトイレ休憩をしてから、仙酔峡へ戻ります。ロープウェイで降りる人は一人もいなかったので、私も痛い足をかばいながら40分かけて下山しました。旅行では何度も来ている阿蘇山ですが、自分の足で登ると今まで以上に身近な山として感じられました。