はっきりいって、寒い中だった。
天体観測は寒さとの戦いだ。
昨夜、9時45分ごろ、風呂上りだったのだが、いつもより着込んで南東の空を見上げると、雲の合間から徐々にかけ始めた月が見えた。
そして、暫く家の中にこもりコタツで暖を取った後、ふたたび外に。薄い雲の合間にいつもの月とは違うやや赤みを帯びた月が出ていた。
携帯のカメラで撮影にチャレンジするが、上手く写らない。。。。
仕方なく、ネットはどうだろうと、検索をかけ、全国の天文台やマニアの所から中継があるのだが、これがまた繋がるまでが長い。
結局、再び外へ出て空を見上げると、紅くなっり欠けた月がだんだん本来の色にかえっていた。
家の近所では、家族が外に出て肉眼で見て、何か喋りあっている風景が見られた。
次の皆既月食は2014年ということだが、こんなにはっきり見えるだろうか。
その後、再びインターネットライブ中継をと思い、クリックしてみると、ほとんどいつもの月になった画像が映っていた。
昔はこんなに便利なインターネット中継がなかったため、月の表情などにはロマンを感じたが、今は現実の月が凄く近く、冷静に月食を観察できる。
ツイッターで、みんながつぶやく状況もリアルだった。
天体マニアにとって、次はふたご座流星群。今月14日。
翌日朝が早いので、今回のようにはゆっくり観察できないのが残念だが、自宅のベランダから空を眺めては見ようと思う。
天気が好いことを祈ることにしよう。