http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110508/t10015756681000.html (NHKニュース)
焼肉酒家えびすユッケの件、食を扱う経営者としてのポリシーが不足しているように思える。食を提供する仕事は、命を預かるのと同じことだから提供食料は慎重に選ばなければならない。だのに、業者から『トリミングの必要がない』と言われるとそのまま使用していた形跡があるということで、焼肉酒家チェーン店側もこれには経費節減ができると考え、そのまま客に出していたのでは、いちばん大切な衛生管理はどうなっているのだろう?と疑いたくなるのも当然だ。
ユッケが280円、これは安い!と飛びつくのがお客の心理。これまでのニュースによると、安いものは気をつけよう!ということだが、4人の命を奪ったこのチェーン店は、ユーザーの気持ちなんか解ろうともせず売り上げをどんどん伸ばすだけの銭ゲバになっていたとしか言いようがない。そこには極端だが、衛生管理なんて問題外・・・などという意識が少しでもあったならば、それは糾弾されなければならない。
社長が土下座して謝っても謝っても亡くなった命を戻すことはできないのだ。