日本国民はそんなにバカではなかった。
ローソンの前の、サークルKの前の、デイリーの前の、ファミマの前など、コンビニの前にあったタバコの自販機がどんどん姿を消していっている。
東電福島第1原発事故で“節電”が叫ばれ、政府として行ったのは『節電BIZ』といって、ノーネクタイの期間を5月から10月末まで実施する・・・と閣僚懇談会で決定した。いわゆるクールビズの期間延長だった。これはサラリーマンにとっては大変有難いことだ。まず楽なスタイルで仕事ができる。
東日本大震災からまもなく2ヶ月が経ち、被災地復興の進捗状況はまだまだのようだが、1ヵ月後ごろからコンビニ前にあった自動販売機がどんどん姿を消していることに先日、気がついた。
4月17日のこのブログで http://blog.goo.ne.jp/taku9655/e/93defd09d1178abbb5a34a95e84b5588(そんなに自販機は必要ない)と書いたが、早速コンビニ前の自販機が減ってきていることは嬉しい。
手前味噌だが、あの日、4選されたばかりの石原都知事が蓮舫大臣を批判していたが、政府が自販機自粛を要請しなくても、自販機業者が不必要な場所の自販機を自主的に撤廃して行っているのだろうか。
とにかく、少なくとも無駄な自販機撤去が始まっているということは国民、企業がそろって、節電に対する意識を共有して来た結果だと評価できる。
石原都知事も話していたが、私も10年以上前に訪ねたアメリカにしてもヨーロッパの国々でも自販機はほとんど見かけなかった。
自販機を無駄な場所に設置しているのはいただけない。
自販機はあれば便利だが、不必要な場所のもの、売り上げが1ヶ月の電気代より悪いような場所の自販機は、これからもどんどん撤去し、節電に協力していかなければならない。