激しい雨が降らないときは15分程度の自転車通勤をしている。
自宅から西の方面へ向かって走るが、この夏は太陽の暑い日ざしが後頭部を痛めつけた。
メインの通りは歩道内に自転車専用レーンが整備されて、グリーンで表示されている。40年近くこの路を見てきたが、大きく変わった。変わっていないのは銀杏並木ぐらいか。猛暑が続いたが、後1ヶ月もすると黄色い葉で一杯になる。公害に強い木だ。
道路沿いに句碑が整備され、東から西に漱石、子規などの句碑が数十メートルおきに並んでいる。土曜・日曜日には句碑を見ながら、老夫婦が揃って散歩を楽しんでいる。
曜日によっては、グリーンの自転車専用道路が、1部ごみ集積場になることがある。まぁ数時間の我慢だけれど、生ごみ、プラスティックごみ、ダンボールなどが積まれていることがある。
はじめの頃はマナーを守ってごみを出さず散乱していたが、現在は美しい町にしようと住民が早朝から清掃作業をするなどして道路美化に努めている。
道路整備が進めば、みんなが道路を中心に美しい街づくりをしようと努力するのだと感じた。