朝、上空を見上げるとぼんやり霞んでいる。
映像で見る中国北京の空に比べると大したことはないのだが、一面、靄がかかった状態だ。
でも、昼過ぎから雨になるという予報なので、いつものなだらかな坂道が続くコースを歩き始めた。
1970年代後半に工場地帯で2〜3回体験した光化学スモッグのような景色が平野部に続く。。。
通勤途中のバイクや自転車に乗った人、たまに見かける散歩中の女性はみんなマスクをしている。
一昨日、ニュースで見た中国からの大気汚染物質PM2.5が混じったばい煙がこの地方にも到来しているということで、防護のためのマスク着用だろう。
歩いていると、なんとなく煙い感じと目に小さいゴミが入ったような気分になり、目がかゆい。しかし、呼吸は大したことはないのだが・・・・
散歩を始めて約30分後、コンビニがあったのでマスクを購入、歩き続ける。いつもとは違う朝の散歩だった。
産業廃棄物による大気汚染なのか、暖房用の石炭使用でばい煙排出が大量なのか?(両方だろうが・・・)
近隣諸国に大気汚染で大きな影響を与えている中国、正午前に地下核実験を強行した北朝鮮。
迷惑を顧みない両国はいずれも共産圏の国なのだが、いつも素朴に思うことは、もう少し近隣諸国への影響を考慮し、『世界はひとつ。人類共生を!』という指導者が出現し、国家を纏めてくれないだろうかということだ。