友人に会うため愛車を1時間余り走らせる。
車窓から見える景色、やや黄色を帯びてきた稲の田を仕切るようにヒガンバナが紅い隊列を作っている。この時期しか咲かない珍しい花『ヒガンバナ』だ。
モグラが水田の中に入らないように、その昔この花を植えたのがどんどん広がったという。
赤、朱、やや脱色された赤、ヒガンバナが競うように生えている。
いろいろなHPを見てみると、ヒガンバナを田んぼの畦に植えると根が張って土を固める役目を果たしてくれるという事だ。
また球根には毒があり、種子が出来ないため球根で増やすしかない、葉っぱが無くいきなり花が咲き始めるため気持ちが悪い・・・などなど。
稲が伝来した際、1個のヒガンバナの球根が紛れ込んでいて、それが日本中に広まったとのことだが、種子もないのによくここまで広がったと、毎年秋には感心して写真を撮ってしまう花だ。※ヒガンバナはクリックで拡大してご覧ください