あっという間に選挙戦が終了した。
昨日は選挙戦最終日とあって、候補者の車が市内中心部の人通りが多い場所で声をからした街宣活動をしていた。
各党とも、今一つ、目玉政策が見当たらず、与党対まとまりがない野党の構図の選挙戦となり、盛り上がりに欠けたが、期日前投票者数は全国では前回を上回ったようだ。これがどのように影響するか、肝心の投票率はどうなのか？今夜8時からの開票速報が楽しみだ。
今回の衆議院選は、小選挙区が５つ削減された。小選挙区２９５、比例代表１８０の、合わせて４７５議席を巡って争われた。前回・一昨年の選挙と比べ、３００人余り少ない１１９１人が立候補していたが、例によって、テレビの開票速報では投票終了直後の"当選確実者"が次々と放送され、一瞬驚きが私自身の脳裏を襲う。テレビの速報合戦なんて全く無意味だ。
各党は昨夜8時の街頭での選挙戦終了後、ネット動画を使用して、熱のこもった舌戦を展開したようだが、街頭演説が基本といわれるものの、新しいメディア（ネット）を使った選挙戦を今後積極的に推進していくことも必要なのではないだろうか。
今回の選挙では、約700億円の費用が必要だと聞いたが、投票所の係員を最低限に絞る工夫など、合理的な投票システムを探っていくことは出来ないのだろうか？
登録してもほとんど使うことのない住基カードを選挙に活用するなど、そろそろ電子化された投票方法を開発するなど、旧態依然とした投票を改善すべき時代になっているのだが・・・。
