http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110817/k10014967531000.html(NHKニュース)
全国的にも有名な静岡県の天竜川川下りで涼を楽しんでいた乗客21人(船頭2人を加えると23人)中、死者1名、行方不明3人という痛ましい事故が起きてしまった。
事故原因は警察などが捜査していて、いずれ明らかになるだろうが、天気もそんなに悪くなく穏やかな海面の舟下りで何が起きたのだろうか?
夜の運航会社(天竜浜名湖鉄道)の記者会見を見ていて、名倉社長の発言に感心した。
社長が謝罪した後、事故の経緯をきっちりホワイトボードを使用して、記者が解りやすいように説明していた。
福島第一原発事故で、東電や経産省の人たちは会見資料を配布し、解りやすい説明をするのがテレビで暫く中継されたりして、記者会見の大切さが分かっている社長なんだろう。この会社は日ごろから広報体制を確認していたのだろうか。とにかく上手かった。
これぐらいの人数の会社が会見を開くとなると、おどおどし、パニックになるはずだが、この社は一味違う。会社トップとして決断しなければならない会見では、即時に判断して発言するなど好感度が高かった。
記者会見の手本のようなものだった。