先月21日に発生した台風5号は、奄美大島で大暴れし、九州か四国に上陸するのかと思えば、その沿岸部をゆっくりと進み、7日午後3時半ごろ和歌山県北部に上陸した。
近畿や東海などを暴風域に巻き込みながら北東へ進んでいる。(午後9時すぎ現在)
台風に近い地域だけでなく離れた地域にも発達した雨雲がかかり、各地で非常に激しい雨が降っている。
土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒が必要だ。
明け方から激しい雨、強い風が吹いて交通機関はほとんどがストップ、夕方まで外出を控えていたが、西の方が徐々に明るく、落ち着いてきたためウォーキング方々見回ってみた。
川の増水。いつもに比べ大幅に水が増え薄い土交じりの濁流が勢いよく流れていた。氾濫もなく、ひと安心だ。平野部でも100ミリを超える雨が降ったようで、山間部の雨もかなりの水量になっているが、夕方には避難勧告も解除され、ホッとした。
水田への被害。早場米の稲穂が黄色く色付いた水田の一部では強風で稲が倒れている光景が見られた。収穫前なのにどのようにするのだろうか・・・?
夕方まで雨・風のためテレビの台風情報にお付合いしていたが、県内では大きな被害もなく一段落といったところだ。
台風の被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復旧をお祈りしたい。
それにしても、迷走を続けた後、ノロノロゆっくりマイペースでのんびりの台風襲来には驚かされた。偏西風と高気圧の影響でこんな動きになったとは・・・。
そういえば、我が家に1週間余り停滞していた“小4孫娘 わがまま 台風”も無事、実家に帰宅しホッと一息だ。
しかし、また明日から猛暑日の予想でうんざり。これだから“夏台風”は嫌いなのだ!!