風の冷たさが緩んで暖かさが増して来た。
高さが7mくらいはあるだろう大きな木のシモクレンがたくさん花弁を付けこの世の春を謳歌しているかのようだった。
モクレン系の花は勢い良く咲いてくれるが、開花の期間が短い。だからシャッターチャンスを何時にするかで花の勢いが少しずつ変わってくる。先発のハクモクレンは花びらが落ちてしまい、往時の姿を見ることがない木も目に入って来たがカメラを向けることはなかった。
下の大型シモクレンは、山根公園でソメイヨシノの開花観察をしていて発見した。花弁の大きさは10センチ以上はあるだろうか、とにかく元気が良く、青い空とのマッチングがベリーグー!(Very good)だった。
この公園内には数本のシモクレンが植えられているが、どの花も勢いが良く美しい。ただこの花も命は短い。
ソメイヨシノ開花の後はモモの花が咲き始めているのを見つけた。日没近くの発見でやや暗いが、何日か経ってもう一度訪れることにしよう。
お天気に誘われよく歩いた1日だった。最後はサクラの花と葉。ピンクとモスグリーンのバランスが良い。嬉しい配色、"ニッポンの春"を感じた。