天気が良いと日曜日午前中は散歩の時間と決めている。
早足ではなく、周囲の景色をゆっくり眺めながら1時間程歩く。
軽装、スニーカーを履き、小銭を右のポケットに、左には携帯電話。
小銭は途中で喉が渇いたとき自販機で飲料水を購入、喉を潤すため。
携帯電話は主に気になった道沿いの風景を撮影するためと非常用の連絡ツール。
昨日はいつもに比べて風が強かったが1時間余りかけて坂道まじりの道路を歩いた。
みかんの花が蕾になっていて香りがそこいらに漂う中、小高い場所へ向かう。
住宅街から山の手へと登る畦道は自転車や車では味わえない光景が広がる。
1週間前に比べ、竹藪からは勢いのいい筍が50センチほど顔をのぞかせ、田圃の畦道ではいろいろな草の元気が良い。
子供の頃、ウサギを飼っていて、畦道にある草をえさとして取りにいっていたが、その草は、あまり見かけなかった。
こうして、変化に富んだあたりの光景をながめながらゆっくりマイペースで歩くのだが、坂道の入口にある自販機で買った飲料水が役立つときがある。特に空気が乾いている日は必ずだ。立ち止まり、水分を補給すると、リフレッシュ出来、再び歩き始める。
決して往きと帰りは同じ道を歩かないことにしている。
きょう(11日)の帰り道は、去年新しく開通したバイパスの歩道を下る。新しい道路だけあって、歩道にはハナミズキが植えられていて、白の花がきれいに咲き揃っていた。
人工の道路は車道歩道ともに整備されていて気持ちは良いのだが、アスファルトで固められ、車道を自家用車が急いで走る。アスファルト道路に車の組み合わせは地球温暖化に繋がっているとしか思えない。あと2ヶ月もすると炎天下で照り返しがきつくなる。
アップしたハナミズキは散歩のときに携帯電話のカメラを使って撮影したものだが、この日はシャッター音が軽快に響いていた。
携帯のカメラも結構良くなってきた。ブログ用にはこれで十分。