朝、日課のウォーキングを早く済ませ、テレビの放送開始を待つ。
W杯女子サッカー1次予選グループCでの初戦、スイスとの一戦は11時きっかりにキックオフされた。
この試合が200試合目になる澤、150試合目の宮間、中心メンバーにW杯初出場の有吉、187センチのGK山根がいて緊張している様子はなさそうだ。初出場メンバーの動きが素晴らしい。特にDF有吉は後方から上がり、積極的な攻撃参加で相手DF陣をほんろう、好感が持てた。また、宇津木も同様に切れの良いスピードある動きで好調さを伺わせてくれた。
前半26分、大儀見からのパスに飛び込んだ安藤がテルマンに倒されPKを得た。安藤はなかなか立ち上がれず心配だったが、その2分後、宮間がゴール左隅にきっちりPKを決め、待望の1点が入った。流石、宮間だ!
後半に入って、バッハマンを中心にスイスの猛攻が続いたが、全員でよく守った。GK山根が長身を生かしてピンチを防ぎ、無得点に抑えた。
1対0の試合は見ていて胃に悪くなった。でも勝ちは勝ち。ディフェンディングチャンピオンとしての見えないプレッシャーがかかる中、よく頑張った。勝ち点3を獲得、好スタートを切った。おめでとう!
宮間主将は「内容的には自分たちが目的をもってやっているところには到達しなかったが勝ち点3をとれて良かった。PKは安藤が体を張ってくれたので、決めなければならないと思った。入って良かった」などと淡々と感想を話していた。
次はカメルーン戦だ。エクアドルに6対0で圧勝し、かなりスピードがあるチームという感じを抱いた。
このスピードをどのように出させないように戦っていくか、課題が見えてきた。
1次予選を1位で通過するのと2位になるのでは大きく違ってくる。
再び世界の頂点をめざすなでしこJapan。次のカメルーン戦は13日(土)だ。