森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

水無月

2016-06-16 | 日記


 夏至も間近の六月半ば、時折射し込む日光が懐かしく感じられます。
 
 朝晩は一桁の気温ですが、日中は二十度近くまで上がります。まだシャツ一枚とはいきま
せんが気分はもう初夏です。というのも花や虫たちが、出番を待ってましたとばかりに、次
々に登場してくるからです。







 いつも買い出しに行く野菜の直売所に、ゼラニウムが出ていました。早速買ってきて、
ここで一番日当たりの良い場所に置くと、小屋の中の雰囲気が一変して、明るく力強くなり
ました。

 年をとってから赤を好きになる人がいるとは聞きますが、どうやら自分もそんなオッチャ
ンのようです。しかもバラやゼラニウムの真紅がいいのです。かといって赤い服を着るほ
どの勇気はありませんので、小屋の中に何か一つ赤い物を置くようにしています。



 梅雨がないとはいえ、ぐずついたお天気が続く水無月の北海道です。


                                 動(yurugi)