森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

また雪で~す

2025-03-30 | 日記


 3月も明日で終わるというのに、今朝はまたかなりの量の
雪が降りました。
もう、うんざりしています。
一昨日まではわりと暖かい日が続いていて、雪解けも進んで
いたのですが、今日の雪でまたグッと冬に押し戻されました。
なんとも残念です。
この雪の降る前には、土手の斜面の日の当たる場所でフキノトウ
らしい小さな緑の丸をいくつか見つけたのですが、もう埋もれて
しまったのでしょう。
そういえば去年の今ごろは、フキノトウはもちろんフクジュソウ
やクロッカスの赤ちゃんたちも顔をだしていました。
今年はどうなのでしょう。
雪の下でがんばって、出番を待っているのでしょうか。

 それにしても、先週は九州で30℃超えの真夏日、関東各地
でも25℃の夏日になっています。
3月で30℃なんて、いくら日本列島が南北に長いからといっても
ウソのような話です。
また各地で山火事が多発して、住民の逃げまどうようすが報道
されています。
地震も大きくないとはいえ、頻発していてます。
いったい地球はどうなっているのでしょうか。

 天気予報では来月の4日から気温が終日プラスになる、とでて
いました。
これが本当にあたってくれれば、雪解けが一気に進んで、やっと
春らしい春がきます。
期待しましょう。









また大雪だ

2025-03-19 | 日記


 今年に限っていえば「暑さ寒さも彼岸まで」なんて、とんでもない
ことです。
昨日まで湿った雪がガンガン降り続き、あちこちで雪の重みに耐え
きれなかった老木が倒れました。
この老体も、何度もやった雪掻きでガタガタになってしまいました。
湿った重い雪を、腰に負担をかけないように少しづつスコップで
除けていくと、終わるまでいつものサラサラ雪の何倍もの時間が
かかりました。
こんどばかりは「なんで自分はこんなところに住んでいるのだろう」
と愚痴がでてしまいました。
とはいっても、今どきこの森に現れるのはコンチャンや鳥たちです
から言ってもしかたがないのですが。
「気象庁の責任者出てこい」なんて関係のない八つ当たりをしてみた
けれど、自分が虚しくなるばかりでした。
テレビでは昨日、佐賀や熊本で雪が降っていましたし、山口や
広島でも雪が降り始めていました。
東京ではヒョウが降った所もあるそうで、しかも今日は雪が降る
そうです。
この森ばかりではなく、もはや日本中が異常気象なのですね。

 明日はもう春分の日です。
それと同時に20日は国連が定めた「国際幸福デー」なのだそうです。
戦争が一向に終わらないのに、なんとも皮肉なことです。
2024年の生活満足度ランキングが発表されていました。
上位は北欧の国々が占めています。
わが国はなんと51位でした。
どんな基準で決めているのかはわかりませんが、いくらなんでも
低すぎませんかね。
しかし、順位はSDGS達成度の高い国ランキングによく似ている
とのことでしたから、なんとなくわかるような気がしました。

 それにしても、今年の大雪はこれで終わるのでしょうか。
いつもの年なら、もうフキノトウが顔をだしてくれる頃なのです。
空に向かってお祈りしましょう。







 




 

 








啓蟄の大雪

2025-03-06 | 日記


 二月の寒波と大雪が終わって、やっと希望の三月に入り
ました。
やれやれ、これで長い冬ともお別れ、この先はひたすら
希望の春を進むのだ。
などと明るく楽しく生活していました。

 昨日、五日は今年の啓蟄でした。
早朝は曇り空だったものの、風もなく穏やかでしたが、
じきにチラホラ小雪が降り出しました。
啓蟄といえば、虫たちが春を感じて動き始める日を
いいます。
虫に限らず人もまた、この日をきっかけに動き出す人と、
桜が咲いてやっと動きだす人と、二種類いるようです。
自分は前者のほうなので、啓蟄は毎年楽しみな日なのです。
つまり今年も、もそもそと動き始めるのです。
しかし降り出した小雪はやがて普通の雪になり、
どんどん大きくなって、暗くなっても降り続いていました。
そして今朝はこんなドカ雪になっていたのです。
あゝまったくの、ぬか喜びでした。
また雪掻きがまっています。

 しかしこの啓蟄の雪は大船渡山火事においては、かなりの
消火効果があったようです。
すでに一週間以上燃え盛っている火の勢いは、完全に鎮圧
確認されてはいないけれど、白煙が数か所で上がっている
なかに炎は見られないそうです。
そして今晩も雨が期待できるらしいので、なんとかこのまま
鎮火までいってほしいものと、祈るような気持ちになりました。

 そういえば、先月ロサンゼルス近郊の山火事は一か月近く
燃え続いて麓の住宅を焼き払い、29人もが亡くなる大惨事
でした。
なにか地球規模の問題があるのかもしれません。
この森にも、おおいに関連がありそうな気がして、
心配になりました。





 









寒波が終わった

2025-02-21 | 日記


 先週初めに記録的な大寒波が収まり、やれやれと胸を
なでおろしていたところ、週末から第二波がやって
きました。
なんとしつこい寒波なのでしょうか。
しかし幸いなことにこの森では、第二波のほうは小寒波
ともいうべきもので、第一波に比べたらずいぶん楽に
過ごせました。
それでも積雪はゆうに1mを超えています。
そして昨日今日と降雪はまったくなくて、時折青空も
覗いていますから、どうやら二週間続いたこの大寒波は
終了したものと思われます。
一応、向こう一週間の天気予報を確かめてみましたが、
わりと穏やかな日が続き、日中はプラス気温にさえ
なっていました。
もう安心していいようです。

 ホッとしてカレンダーを見ると、なんと二月も残り
一週間しかありません。
ということは、今年の冬もあと七日で終わるのです。
なんともいえない嬉しさがこみ上げてきました。



 昨日の報道で二月二十日は普通選挙の日と流れてい
ました。
いつの話かと見ると、1928(昭3)年に二十五才以上
の人が選挙に参加できるようになった、とありました。
ビックリしたのは、この時女子は参加できなかったのです。
実に男子だけだったのです。
では女子はいつかと調べたら、1945(昭20)年
終戦後にGHQの指示でやっと婦人参政権が実現したと
いうのです。
人口の半分が女子だというのに、なぜこんなことに
なるのでしょうか?
いや~ひどく遅れた国なんですね~。
ちなみに昨年の世界経済フォーラムのジェンダーギャップ
指数によると、我が国は146ヵ国中118位とのこと
です。
もちろんG7では最下位、とても先進国に仲間入り
できる状態ではありません。
早く良くなるといいのですがね。

 寒波のおかげで調べものができ、無知な自分がまた
ひとつお利口になりました。
過ぎ去ってみると寒波も悪くないです。
しかし、この寒波が冬のさいごっぺになることを
願います。




 














 

森に寒波襲来

2025-02-10 | 日記


 立春が過ぎたとたんに、大寒波がやってきました。
それはそれは酷い大雪で、3日間一歩も外にでられ
ませんでした。
こんな大雪は10年ほど前に一度あったような気が
しますが、僅かな時間でこれほど降り積もったのは
初めてのことです。
 
 それでもまだ、道東に比べたら良いほうです。
帯広ではわずか半日で120cmもの降雪がありました。
12時間で120cmの降雪とは2時間で20cmですから
これはもうホワイトアウトなどという次元のものでは
ありません。
目の前がまったく見えなくなったはずで、車は1mも
動けません。
それじゃなくとも、普通の乗用車なら積雪20cmで
タイヤが空転し始めます。
雪中の停車は最大級の命の危機です。

 今回の帯広の雪は短時間での積雪としては「国内歴代一位」
の大記録なのだそうです。
まったく嬉しくない記録ですね。
問題はこのお天気が常態化するのではないかと、考えて
しまうのです。
アメリカはパリ協定から離脱したし、日本も地球環境には
あまり関心がないので、この先どうなっていくのかな、と
不安になってしまいます。

 それでもどうやら大降雪は過ぎ去ったようなのでホッと
しています。
しかし、まだ寒気は続いていますので、これが終わるまでは
気が抜けません。