森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

清夏

2018-06-24 | 日記


 この時期はよく眠れるのです。

 自分もほかの季節より一時間長く眠っています。
 キツネは道端でも倒木の上でも昼寝しています。
 食べ物が手にいれやすいから、の~んびりしているのでしょう。



 動物たちも夢をみるのでしょうか?
 それより人の赤ちゃんはどうなんでしょう? 時々笑ったりするけど。
 昆虫のような小さい生きものは夢をみられないのでしょうね。



 若いころ出会った中国の人が「中国には冬は植物で夏は動物になる生きものがいるんだ
 よう」といっていたけれど、今は信じてもいい、というよりも、いてもらいたい気持ち
 です。

 夏が静かにゆっくり流れていきます。


                           動(yurugi)

やさしいひかり

2018-06-16 | 日記


 森は優しい光で溢れています。
  


 いきものたちは光の中でゆっくり動いています。





 人も、光と音と香りを感じながら、ただぼんやりと時間の流れを追います。
 サティやアンバートンや新垣勉を聴くように。



 眠くなってきたなぁ。


                               動(yurugi)


 

 

初夏

2018-06-08 | 日記


 空気が初夏のぼんやりした感じになってきました。

 森の夏はどんどん暗くなります。葉が伸びるほど、陽光を遮るからです。
 


 そんなちょっと暗いなかでも、植物の色彩は鮮やかなっていきます。
 生命力に弾みがついていくようです。



 草花は毎年更新できるし、樹木も更新できるものがあります。
 エゾマツの見事な更新を経験しました。

 動物で更新できるものはいるのだろうか? 人はどうなのだろう?
 いろいろ考えると楽しくなります。

 森の短い夏は始まったばかりです。


                           動(yurugi)