森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

夏の海

2017-07-27 | 日記


 やはり夏は海がいいのです。それも誰もいない海が。
 砂浜は慣れないと歩きにくい、けれども何も考えずに疲れるまで歩きます。

 足元にわりと大きな魚が形のまま干からびて横たわっていました。
 どうしてここにいるのだろう。釣り人が置いて行ったのだろうか。
 まさか波に打ち上げられるアホな魚が居る訳がないし。などと考えました。

 でも、海岸で魚を見るのはごく当たり前のことなのだと、
 無理に納得させて考えることをやめました。せっかく海にきているのだから。



 さまざまな不思議と出会う。
 やはり楽しいのは夏の海です。


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夏だから

2017-07-22 | 日記


 ぼんやり、スイレンを眺めていました。



 元気な稚魚の群れを追っていました。



 急に鮮やかな色が目に飛び込んできました。
 名前の分からない花だけど、長雨の中で成長していたんだね。



 大雨が止んだうす曇りの一日、の~んびり外を眺めていました。
 さまざまなモノ、コトが目の前を横切っていきます。

 古いコトは湖面の霧に覆われたかと思うと、やがて埋もれていき、
 何も分からなくなってしまいました。

 でも、それでいいのです。夏だから。


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猛暑

2017-07-15 | 日記
 今年の夏の北海道は、ちよっと異常な暑さに見舞われています。
 この森はまだ楽な方ですが、近くの街では30℃を超える気温がもう何日も続いています。
 内陸ではさらに酷くて、北見や帯広が熊谷、舘林よりも高温になっています。今までの常
識からはまったく信じ難いことです。いったいどうなっているのでしょう。



 ふと窓を見ると、野の小菊が顔を覗かせていました。
 いや~びっくり。というのも、毎年真夏に咲く見慣れた花なのですが、この高さまで伸び
たのは初めてのことです。ゆうに人の丈はあるのです。
 もしかしたら、これも酷暑の影響かもしれません。

 急激に変化しだした環境に、人間はなんとか対応できるけれど、動植物にとっては大変辛
いものなのでしょう。この先進化して生き延びるもの、これで絶えるもの、かれらにとって
また新しい試練の時代に入ったようです。


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夏色

2017-07-07 | 日記


 森に夏がきました。空も雲も、水辺も、目に映るものすべてが夏色に変わりました。



 森の夏は穏やかで、こころ安らぎます。
 巨大なフキが群生していて、今にもコロポックルが現れそうです。



 花たちが元気です。短い夏を彩ります。




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