森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

春本番

2018-04-27 | 日記


 小屋の近くで最初に咲いたのはクロッカスです。雪の下で待ちかまえていました。



 水芭蕉が順調に成長して、表情がでてきました。この先しばらくは楽しませてくれます。



 キタコブシが順番をまちがえずに咲き出しました。

 フキの群生がはじまりました。いよいよ春本番です。


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春光

2018-04-16 | 日記


 このところ、柔らかな春光が降りそそぐ穏やかな日が続いています。
 


 ここで越冬したオオハクチョウたちが、そろそろ北へ帰る準備なのでしょうか。解けた
ばかりの湖面でガアガア大声を発しながら、一生懸命餌を捕らえています。

 白鳥が旅立つと、大沼は急に淋しくなります。



 今度は夏鳥の来るのを待ちます。
 そして新緑と花盛りの森になります。


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活動の季節

2018-04-08 | 日記


 この2~3日続いた名残り雪で、季節が少々後戻りしたものの、今日は止んでくれてま
た雪解けが進みました。
 解けてできた水溜まりの傍で、ふきのとうが今年も元気に顔を出しました。
 早速、一個いただいてふき味噌にして食べてみると、強烈な春の香りが口いっぱいに広
がり、力強い大地の生命を飲み込んだおかげで、長生きできそうな気分になりました。



 水芭蕉が一気に水面に飛び出してきました。
 泥の中から真っ白な花が開くと、「いよいよ今年も始まったのだな」と思うのです。





 たぶん、人々は太古から植物の生命力に勇気をもらって生きてきたのでしょう。そして
それが今も全く変わらないのは、植物が人の本能に触れるなにかを発信、あるいは発散し
ているのでしょう。
 そういえば、犬や狐も夕陽の落ちるのをじっと見ていることがあるから、我々と同じよ
うな感性をもっていて、日々植物と対話しているのでしょうね。

 さあ、人もいきものも活動の季節です。


                            動(yurugi)