森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

始まる

2018-09-29 | 日記


 一日中ふり続いた昨日の雨で、いっきに秋が深まりました。
 
 そして今年の紅葉が始まったのです。



 いつの頃からか、かなり歳をとってからだと思うのですが、小さいものや地味なものに
 眼がいくようになりました。なんでもないモノやコトがいいのです。かわいいのです。



 子どもの頃がそうだったなぁ。虫をつかまえたりしていた頃が。



 また大きな台風が来るそうです。
 身構えながら、通り過ごしましょう。


                              動(yurugi)



 

静かな秋

2018-09-21 | 日記


 いつもなら秋の観光シーズンで大賑わいの大沼公園ですが、今年は静かです。
 やはり地震が影響しているようです。



 紅葉が始まる前の森は妙に落ち着いています。



 鳥たちは季節の変わり目を敏感に察知して、次の環境の準備をしています。



 自然は強い。
 なにごともなかったかのように静かに移り変わっていきます。


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生きものたち

2018-09-15 | 日記


 台風と地震のダブルパンチで、道民の生活は未だにままならない状態です。
 そんな中でも生きものたちは、いつもの秋のように活発に動き回っています。
 


 ハチさんが花粉まみれになりながら懸命に蜜を集めています。
 蜜をもらったお礼に受粉活動しているのです。

 森に生きるすべての生きものは、互いに役立ちながら共棲しています。



 人は自然からあらゆるものを頂いてきたけれど
 なにか自然の役に立つことをしなくていいのかな?
 もらいっぱなしでいいのかな?



 この先、大きな台風がこなければいいなぁ。


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September

2018-09-07 | 日記


 九月に入るとすぐに台風がやってきて、大暴れして通り過ぎました。
 ホッとひと息つくひまもなく今度は大地震です。
 
 森の人も生きものも疲弊してしまいました。



 災害がおこるたびに「想定外」や「観測史上初」の言葉がおどります。
 
 書棚を背景にした賢人や知識人が登場して「その原因はなにか?」とか「過去の
 災害の歴史」などを教えてくださいます。
 そして最後に「おこるべくして おこったのです」と締めくくります。

 作業服の政治屋さんたちは美しい「絆」を謳い、まだ埋まっているのに「復興予
 算」の話をし、絶えず庶民に気にかけてくれています。

 マスコミの人たちも大忙し、みんな張り切っています。

 本当にありがたいことです。



 なのに、秋は何事もなかったかのように静かに訪れています。


                                 動(yurugi)