秋の珍事
2022-09-24 | 日記
降り続いていた雨も朝方には止み、午後からは青空が広がりました。
しかし、本州各地ではまだまだたいへんなようです。
このところ突然やってくる線状降水帯にやられて、ほとんどの新幹線が
運行停止なっています。
異常気象に限らず、予期せずに突然やってくるものは特に怖いです。
「青天の霹靂」といえば7月8日に奈良で「ズドン」と音がして、
政治家が殺害されました。
その後、韓国のカルト宗教団体が永田町の中枢に広く食い込んでいること
が判明して、大騒ぎになっています。
嘘のような話ですが、現実におこっているのです。
オウムもそうですが、一度入り込むとなかなか抜けられないのでしょう。
この宗教団体は、今後も何度か消えては現れしながら、深く政界に浸透
していくと思われます。
現に今回で二度目ですから、かなりしぶといです。
そんな騒動に隠れて目立たないのですが、この道南でも「青天の霹靂」
がありました。
今月の同じ8日に、長万部のある神社の敷地内の林の中で「ドカ~ン」
と音がして突然温泉が噴き出したのです。
それはそれは強烈な吹き出しで、30mもの高さにまで達しています。
近隣の住民たちはビックリ仰天、当初はただ見上げていたのですが、
そのうちこの温泉水にはかなりの塩分が含まれていることがわかり、
現実にそれによる塩害が出てきました。
さらにその吹き出しの大音量が、周辺の人々の睡眠障害を引き起こして
いるのです。
偉い先生がやってきて「温水と同時に大量のメタンガスが出ているから
火がついたら大変だよ」といいました。
「こりゃ~何とかしなくちゃ」と役所の人々も真剣になりました。
ところがそれに答えるように、昨日急に水柱が三分の一に下がったのです。
「やれやれ やっと収まりそうだ」と安心したのも束の間、今日になって
再び元気を取り戻し30mを噴き上げています。
とりあえず、なんとか蓋をするなり防音するなり危険を除去しておいて、
せっかく出た温泉と可燃性ガスを利用できれば、まさに天からの恵みです。
なにしろ、資源のない国ですから。
そんなわけで、みんなすっかり水柱に翻弄される日々を過ごしています。
この連休には各地からやってくる野次馬で水柱周辺道路は渋滞し、また
路上駐車で危険な状態になっているそうです。
水柱なんか観ても楽しいものではありませんから、行くのはやめましょう。
この40kmほど先に、やはり同じようにある日突然畑がムクムクと盛り
上がってできた山があります。
「昭和新山」といって地図にも載っている立派な山ですから、行くなら
そちらをおすすめします。
この秋、さまざまな珍事がありました。
まだしばらくは続きそうですね。
連休が明ける来週からはグッと冷え込んで、紅葉が始まります。
秋の楽しみです。