北海道旅行4日目 6/6(月)昼過ぎ、襟裳岬へ到着しました。
広い駐車場には車が多く、数軒の土産物の店は観光客で、にぎわっていました。
雄大な「襟裳岬」の絶景です。
岬の先端に長く伸びる岩礁、打ち寄せる荒波、岬には感動的な風景が広がっていました。
「襟裳岬」付近の地形図です。
岬の先端は東西に分かれ、中央には「風の館」の建物、西側には「襟裳岬灯台」、東には長く延びる岩礁が見られます。
日高山脈が太平洋に没する場所とされる「襟裳岬」の姿は、この地形図にもありました。
駐車場から襟裳岬先端に向かう風景です。
左手の道は、地面の下にある「風の館」へ通じる道で、白いモニュメントは、円形の建物の「風の館」の中央に建っているようです。
岬の先端へ向かう道の途中から駐車場方向を振返った風景です。
左手には道道34号が北に伸び、右手には土産物店の屋根が並んでいます。
中央のハゲ山が印象的で、厳しい襟裳岬の気候を物語っているようです。
襟裳岬を見下ろす「襟裳岬灯台」です、
岬の先端を背にして南から撮った風景です。
タンポポの草原に囲まれた灯台の向こうに白い雲のかかった「豊似岳」がそびえています。
石碑を見ると二つとも「襟裳岬」と刻まれた歌碑でした。
向かって左は「作詞 岡本おさみ、作曲 吉田拓郎、唄 森進一」とあり、1974年(昭和49)に「えりもの春は何もない春です」と歌われて、襟裳岬の名を一躍全国的にしたことを思い出します。
向かって右は「作詞 灯至夫、作曲 遠藤実、唄 島倉千代子」とあり、調べてみると1961年(昭和36)に発売されたレコードでした。
岬の雄大な風景に感動し、詩が浮かんできたのでしょうか。
岬の西、灯台近くに岬を見下ろす場所がありました。
ここから見える襟裳岬の先端に長く伸びる岩礁の風景は、素晴らしいものでした。
「風の館」の建物の横から襟裳岬の先端に下りていく長い階段がありました。
だいぶ歩くようですが、雄大な風景に誘われて下って行きました。
岬の先端へ降りていく坂道から「風の館」を見上げた風景です。
断崖の下にも雄大な風景が広がり、打ち寄せる波の音にも迫力が感じられます。
「風の館」の見学はしませんでしたが、風速25メートルの風の体験や、襟裳岬の断崖の下に生息するゼニガタアザラシの生態を望遠カメラで観察できるようです。
岬先端への坂道の途中の風景です。
南に伸びる岩礁や、左右の海岸の風景を楽しみながら下っていきました。
石碑や鳥居が見え、神聖な雰囲気も感じられる岬先端の風景です。
写真ではよく伝わりませんが、沖に見える岩礁の巨大さには圧倒されました。
■下り坂の途中に「ゼニガタアザラシ」のイラストが描かれた案内板がありました。
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ゼニガタアザラシ
ゼニガタアザラシは、日本では北海道東部、根室半島から襟裳岬にかけての岩礁帯に生息しています。
黒い体に、白いリング模様が、昔の穴開きのお金(銭)に似ていることからゼニガタアザラシという名前が付きました。
ゼニガタアザラシは、一年を通して暮らす日本唯一のアザラシです。
北海道全体では約900頭ほどが確認され、環境省の絶滅危惧種に指定されています。
襟裳岬は、約500頭が暮らす日本最大の生息地です。
春、4月下旬から5月にかけて出産し、約4週間ほど子育てを行うので、微笑ましい親子の姿を観察できます。
夏、年に一度の毛がわりの季節です。
換毛の促進のために1年のうちで最も岩礁に上陸する時間や頻度が多く、たくさんのアザラシを見ることができます。
2008.12北海道
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約500頭が暮らすとされる海岸を見下ろしてもカモメばかりで、ゼニガタアザラシはよく見えませんでした。
岬先の端に一人座り、沖を見下ろす人がいました。
手前には鳥居と、一本の石柱が柵に囲まれ、不思議な光景でした。
石柱を見ると「襟裳神社旧鎮座詞跡」と刻まれ、ネットで調べたところ、昔この場所には神社があり、暴風雨を避けて集落近くに移設されたようです。
かつては、神様が鎮座し、周囲の岩場でコンブ漁をする人々の海の安全を見守っていたのかも知れません。
襟裳岬を出発したのが14時近く、北海道旅行4日目の宿泊地「苫小牧」に向けて、約180Kmの道のりが残っていました。
広い駐車場には車が多く、数軒の土産物の店は観光客で、にぎわっていました。
雄大な「襟裳岬」の絶景です。
岬の先端に長く伸びる岩礁、打ち寄せる荒波、岬には感動的な風景が広がっていました。
「襟裳岬」付近の地形図です。
岬の先端は東西に分かれ、中央には「風の館」の建物、西側には「襟裳岬灯台」、東には長く延びる岩礁が見られます。
日高山脈が太平洋に没する場所とされる「襟裳岬」の姿は、この地形図にもありました。
駐車場から襟裳岬先端に向かう風景です。
左手の道は、地面の下にある「風の館」へ通じる道で、白いモニュメントは、円形の建物の「風の館」の中央に建っているようです。
岬の先端へ向かう道の途中から駐車場方向を振返った風景です。
左手には道道34号が北に伸び、右手には土産物店の屋根が並んでいます。
中央のハゲ山が印象的で、厳しい襟裳岬の気候を物語っているようです。
襟裳岬を見下ろす「襟裳岬灯台」です、
岬の先端を背にして南から撮った風景です。
タンポポの草原に囲まれた灯台の向こうに白い雲のかかった「豊似岳」がそびえています。
石碑を見ると二つとも「襟裳岬」と刻まれた歌碑でした。
向かって左は「作詞 岡本おさみ、作曲 吉田拓郎、唄 森進一」とあり、1974年(昭和49)に「えりもの春は何もない春です」と歌われて、襟裳岬の名を一躍全国的にしたことを思い出します。
向かって右は「作詞 灯至夫、作曲 遠藤実、唄 島倉千代子」とあり、調べてみると1961年(昭和36)に発売されたレコードでした。
岬の雄大な風景に感動し、詩が浮かんできたのでしょうか。
岬の西、灯台近くに岬を見下ろす場所がありました。
ここから見える襟裳岬の先端に長く伸びる岩礁の風景は、素晴らしいものでした。
「風の館」の建物の横から襟裳岬の先端に下りていく長い階段がありました。
だいぶ歩くようですが、雄大な風景に誘われて下って行きました。
岬の先端へ降りていく坂道から「風の館」を見上げた風景です。
断崖の下にも雄大な風景が広がり、打ち寄せる波の音にも迫力が感じられます。
「風の館」の見学はしませんでしたが、風速25メートルの風の体験や、襟裳岬の断崖の下に生息するゼニガタアザラシの生態を望遠カメラで観察できるようです。
岬先端への坂道の途中の風景です。
南に伸びる岩礁や、左右の海岸の風景を楽しみながら下っていきました。
石碑や鳥居が見え、神聖な雰囲気も感じられる岬先端の風景です。
写真ではよく伝わりませんが、沖に見える岩礁の巨大さには圧倒されました。
■下り坂の途中に「ゼニガタアザラシ」のイラストが描かれた案内板がありました。
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ゼニガタアザラシ
ゼニガタアザラシは、日本では北海道東部、根室半島から襟裳岬にかけての岩礁帯に生息しています。
黒い体に、白いリング模様が、昔の穴開きのお金(銭)に似ていることからゼニガタアザラシという名前が付きました。
ゼニガタアザラシは、一年を通して暮らす日本唯一のアザラシです。
北海道全体では約900頭ほどが確認され、環境省の絶滅危惧種に指定されています。
襟裳岬は、約500頭が暮らす日本最大の生息地です。
春、4月下旬から5月にかけて出産し、約4週間ほど子育てを行うので、微笑ましい親子の姿を観察できます。
夏、年に一度の毛がわりの季節です。
換毛の促進のために1年のうちで最も岩礁に上陸する時間や頻度が多く、たくさんのアザラシを見ることができます。
2008.12北海道
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約500頭が暮らすとされる海岸を見下ろしてもカモメばかりで、ゼニガタアザラシはよく見えませんでした。
岬先の端に一人座り、沖を見下ろす人がいました。
手前には鳥居と、一本の石柱が柵に囲まれ、不思議な光景でした。
石柱を見ると「襟裳神社旧鎮座詞跡」と刻まれ、ネットで調べたところ、昔この場所には神社があり、暴風雨を避けて集落近くに移設されたようです。
かつては、神様が鎮座し、周囲の岩場でコンブ漁をする人々の海の安全を見守っていたのかも知れません。
襟裳岬を出発したのが14時近く、北海道旅行4日目の宿泊地「苫小牧」に向けて、約180Kmの道のりが残っていました。
コメントありがとうございます。
アップテンポな拓郎節の「襟裳岬」もいいですね。
森進一の「襟裳岬」は、演歌が終焉し、ニューミュージックの時代へ移る転換点だったのでしょうか。
あの頃は、まだ皆が未来を楽観する時代でした。
今 動画で 森進一さんの 襟裳岬を 聞いています。この歌は しんみりと あたたかいですね。昭和49年の歌なんですね。
森さんは この歌を 何百回?歌ったんだろうなぁ。こないだ ひとりで モーニングカラオケボックス行って ホットコーヒー片手に この歌を タクロウと森さんのミックスで 歌ってみました。
音楽同好会(名前検討中 カラオケ同好会(名前検討中
コメントありがとうございます。
襟裳岬は、ナツメロ、モノマネ、カラオケと実に長い間、親しまれているんですね。
私は、吉田拓郎の歌に、どことなく広島弁のイントネーションを感じます。
作曲にも方言が出ることを初めて感じた時、ちょっと感動でした。