3月4日、先日作成した「深津島」の地図で、近くの山から昔の島を確認しようと出かけていきました。
地図では西深津町の北の山の中腹に神社の記号があり、とりあえず登って見ることにしました。
蔵王町から奈良津町に貫ける山沿いの道を歩き、神社を探しながら歩いていると、山の中腹に二つの大きな岩が見えました。(写真上段の住宅の上に見える)
大きな岩は、神山の磐座で、神社があるかも知れないと考え、上り口を探しました。
上り口は、福山交通から少し西で、「ミュージアム花」(美術館)の看板が入り口にある路地でした。
路地を入ると、「巖山観音堂」「巖山石鎚大権現」の小さい立て札があります。
坂道を登ると、舗装のなくなった辺りに「巖山大悲閣」と書かれた石柱があり、その辺りには背の高さほどの大きな石が数個見えました。
山道を登っていくと「福山西国第九番 巖山十一面観世音菩薩」と書かれた紫色の幟がたくさん並んでいます。
写真中段は、坂道を登り、「巖山観音堂」の手前で撮ったものです。
下の道から見えた岩(向かって左側)の下にお堂が建っていました。
写真下段は、お堂の向かって左後ろに「巖山石鎚大権現」があり、岩壁を削って祭壇が作られていました。地図にある神社の記号はこの小さな「巖山石鎚大権現」で付けられたのでしょうね。
お堂の横にはもう一つ建物が建つ広さの場所があり、青いビニールシートが掛けられていました。(何か建物が出来るのでしょうか?)
四人連れ(年配の女性2人、息子さん、お孫さん)の後についてお堂に入り、一緒に線香を上げさせて頂きました。
年配の女性のお話では、非常にご利益がある観音様だそうです。
ここから下の眺めは木で見えないので、「深津島」がよく見える場所を探しに行きました。
週末、車で通りかかったついでにここに寄ってきました。途中ロッククライミングの練習をしている人がいて、その先の小さな古い神社の中から聞こえてくる、年配の女性の”祈りの歌(?)”とのミスマッチがおもしろかったです。 急な坂の途中にたくさんの種類の鳥がいて、きつつきが縦に木を上っていく様子も間近に見ることが出来ました。雨が落ちてきたので早々に帰りましたが、天気の良い日にあらためて行ってみようと思っています。
と思っています。
「巖山観音堂」横の岩場には山の上にあるテレビ塔へ登る車道から行く方法もあるようです。
(駐車場は?です)
先日、岩場の上に登ったらその少し上で、岩に座って読書をしている人がいて驚きました。
しばらくするといなくなっていました。
多分、上の道から帰ったと思われます。
地図では上の車道から行くのが近いようですよ。