昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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北海道旅行No.13 利尻島に綿の付く不思議な大木

2010年08月24日 | 北海道の旅
7/16 北海道旅行3日目、利尻島の姫沼展望台付近と、鰊泊付近の神社で大きな白い綿[わた]のようなものがついた木を見つけました。

とても不思議に思い、ネット検索や、植物図鑑を調べても見つからず、何か分からないまま掲載しました。

9/18追記
利尻島のガイドさんのブログ<利尻はなガイドブログ 「本日の利尻」♪ : 秋のおとずれ>のコメント欄で、お尋ねした処、この木の名を教えて頂きました。
「ドロノキ」(別名ドロヤナギ)だそうです。



「姫沼展望台」から「姫沼」へ数百メートル上った道の右手の木に白い綿[わた]のようなものがついているのを見つけました。



姫沼見物の後、帰りに車を止め、道路脇から撮った写真です。

かなり高い木で、いたる所に細長い白い綿のようなものが、ぶら下がっています。



綿[わた]のようなものが付いた木を拡大した写真です。

木の葉には虫に喰われた様子は、見当たりませんでした。



足元の笹の葉に綿[わた]のかたまりが、落ちていました。

周囲には綿[わた]の固まりがくずれ、散らばっていました。

風雨などで、綿のかたまりが崩れているようです。



笹の葉の上に落ちていた綿[わた]のようなものを近くから撮ったほぼ実物大の写真です。

細く白い繊維の中に小さなゴマの実のようなものが見えます。

さわっても柔らかい綿のようでした。



道路の反対車線の歩道の端にも綿[わた]のようなものが、連なっていました。

風に吹かれて行ったようです。



野塚展望台から約5Km南東に走った「観音岩」を過ぎた辺りで、利尻山の山頂が見え始め、鳥居の上にかすかに見える山頂を撮りました。

この辺りを地図で調べると地名が「鰊泊」で、この神社は「鰊泊神社」とでも呼ぶのでしょうか。

白い鳥居が珍しく、神社建物にも興味があり、参拝することにしました。



白い鳥居をくぐったすぐ右手にも綿[わた]のようなものが付いた木を見つけました。



そばから見上げた木です。

姫沼展望台付近の木よりだいぶ小さな木でしたが、元気よく生長しているようです。



綿[わた]が付いた部分を拡大した写真です。

この木の葉にも虫に喰われた様子は見当たりません。

二ヶ所の木の葉を見る限り、同じ種類の木のように思われます。

しかし、この綿[わた]のようなものが、別の生物による可能性もあります。

いったいこの綿[わた]は、何なんでしょうか?



神社の建物です。

建物全体が赤レンガ色で塗られ、正面の白い柱との配色が個性的です。

又、極寒の地の建物らしく煙突があるのも珍しい光景です。



鰊泊の神社の前から参道を振返った景色です。

鳥居の先には日本海が広がり、かつては鰊漁が威勢よく繰り広げられていたのでしょうか。